« *へぼ | トップページ | *しんぶんがみ »

「おもはゆい」と「こそばゆい」

(前置きとして、この記事は推測・憶測・勘繰り・想像で書いているもので根拠のあるものではありません。あしからず。)

「おもはゆい」(面映ゆい)と「こそばゆい」(漢字表記不明)は同じ系統の言葉か?

「はゆい」(映ゆい)という言葉が存在していればそう言えるのだろうが、「はゆい」で辞書等に載ってはいない。「おもは」でも辞書にない。

つまり「おも」+「はゆい」でも「おもは」+「ゆい」でもどちらも辞書にはない。

古語辞典を引いてみたら「映ゆし」(はゆし){形容詞ク活用}まばゆい。きまりがわるい。というのがあった。

面映ゆいの意味は、面と向かってではなんとなく恥ずかしい様をいう。とネット辞書にある。「気恥ずかしい」とどう違うのかはまた別のところで考えるとして。「痒し」(かゆし)はモロに痒みを感じてるもので「映ゆし」はなんとなくもぞもぞするという勢いの違いが個人的には感じられる。

こそばゆいについては、くすぐったい・褒められたりして照れくさい。とネット辞書にある。

どちらにも共通するところを探すと露骨にというのではなくそこはかとなくといったなんとなくといった勢いがあるところであろうか。

関西の「こしょばい」のように「くすぐったい」という意で使われる「こそばゆい」は別物と考えるとして

きまりがわるくてとか照れくさくてとかでくすぐったくなるというのが「映ゆい」ということなのかな。そうであれば古語の「映ゆし」というのが「映ゆい」の元の形と想像できる。これが「こそばゆい」の場合単純に「くすぐったい」というものまで含まれるようになってきているのでややこしくなっているのであろうか。

次に部分を考えて見る。

「おも」(面)はつら、つまり顔ということであろう。でも「おもはゆい」に痒くなるというニュアンスは普通は無いわなあ。照れくさいのが顔に出るということであり「収まりがよくない」とすれば合いそうだけど。

「こそ」はなんぞやというとどこにも載っていない。なのでここから先は益々以て勝手な妄想に浸る訳であるが「こそ」が「「こし」であるとしたらば古語辞典では

「こし」(腰)衣服または袴の腰にあたる所。またはそのあたりに結ぶひも。という説明がなされている箇所があった。

照れくさい場合におけるこそばゆいところといったら襟元とか肩の辺りがイメージされるところ。衣服のあたる所と襟元ということで接点がある。とする。

つまり顔がむずむずすれば「おもはゆい」で首回りがむずむずすれば「こそばゆい」となるのではという妄想が沸き立つところである。まあ、「こそ」を「こし」とするという時点で無理はあるが。

これ以外に例えば「足はゆい」とか「腿(もも)はゆい」とかいう言葉があれば強い援軍になるんだけどないんだなこれが。もっともこれらの部位は単に痒いだけできまりが悪いとかにおいて痒くなる部位ではないからだろうが。でも「お尻を掻く」とかは多少その気が垣間見られないこともないだろうから「尻映ゆい」・「ケツ映ゆい」とかいう言葉はあっても不思議じゃあないよな。実際はないけど。

とにかくこういう勝手な妄想を巡らすと「こそばゆい」と「おもはゆい」には共通点があるという気はしてる。

|
|

« *へぼ | トップページ | *しんぶんがみ »

4・言葉の彩?綾?誤?」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/211000/51231001

この記事へのトラックバック一覧です: 「おもはゆい」と「こそばゆい」:

« *へぼ | トップページ | *しんぶんがみ »