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何にもかえがたい

「何にも変えがたい」

「何にも替えがたい」

「何にも換えがたい」

「何にも代えがたい」

唯一無二。代用できるものはない。とかいう意味で使う時、果たしてどの字が適切なんだろう。ネットで検索すると十人十色(といっても上の四種だけど)。なのであくまで個人的な感覚で考えてみる。(なので正しいとは限らないのであしからず)

「変える」は流石に遠そうだな、変化とかで物そのものが姿かたちを変えるみたいな印象を受けるから。これを使った場合だと強引な読み取りだけど二通りの勘繰りができる。やっとこさ自分色に染めた(変えた)のにそれを手放してまた新たなものを自分色に染める手間を掛けたくないという風に受け取れる。いまひとつは変えようとしてもなんにも変わりようがない(変えるに困難)という風に受け取れる。従って「何にも変えがたい」は無しと思える。というかこれがいいんなら「化えがたい」でもアリということになるよな。どうなんだろ。

無難なとこなら「代える」かなと思えるがどうなんでしょ。辞書には「代える」は「替える・換える」とも書くとされている。

「替える」がどうだろ。代用と代替とで較べると代用とは本来使うべきものの代わりにまにあわせとして(臨時に)使うこと。代替とは他の物で代えること。かわり。と辞書にある。

「換える」だと空気を入れ換える(換気)とか部品を交換するという使い方から思うに代わりのものがあって当然でなければならないものという印象があり、「換えがたい」となると駄目じゃんと思えてくる。電池とか蛍光灯のような消耗品の交換のような場合に「換える」が使われるのであろうかな。

つまり「代える」か「替える」というのが「何にもかえがたい」の場合にはイメージ的な破綻が感じられない。

漢和辞典を調べると

「代」の意味で此処に該当しそうなのは、かわる。かえる。いれかわる。なりかわる。

「替」は、かえる。とりかえる。同意語で「代」。

とある。

どっちを使ってもよさそうであるが、「いえれかわる・なりかわる」という意味がある分擬人化というかそのものに対して情(愛着)がこもっているものに対しては「代」を使った方がそのものに対する愛着度合いが含まれそうな気がする。

合ってるかどうかは知らないが私としては「何ものにも代え難い」とするのが落ち着きどころに思える。ものは「物」でも「者」でもはまりそうだからどっちでもいいように「もの」として茶を濁しておこう。

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