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*てえあまる

「てえあまる」は遠州弁の場合「手に余る」か「手が余る」か。

応えは「手が余る」。「手に余る」はそのまま「てにあまる」という事が多いが「てんあまる」と「ん」を使う使い手も存在するし「てあまる」という使い手もいる。もっとも実際は「手に余る」は「わしじゃ無理」もしくは「おえん」・「手におえん」などという事の方が最も多いが。

「てえそめる」は「手を染める」か「手で染める」か。

応えは「手を染める」。「手え」を使って「手で染める」と言いたい場合には「手え使って染める」とかになる。

「てえおえん」は「手に負えない」か「手では駄目」か。

応えは「手に負えない」。「手では駄目」という場合は「手じゃかん」もしくは「手じゃおえん」。

「てえひく」は「手で引く」か「手を引く」か。

応えは「手を引く」。

「てえふるえる」は「手に振動が伝わる」か「手が震える」か。

普通は「手が震える」。「振動が伝わる」だと「てえくる」とか言う。

つまりなんとはなしに「で」は「え」にはならないということであろうか。

なるということでは「を」・「に」・「が」は「え」にはなる。だからといって

「手に手を取って」という場合「手に手え取って」

「手と手を合わせて」だと「手と手え合わいて」

といった風に決して連呼「手え手え取って」・「手え手え合わいて」とかにはならない。当たり前か。

「手え手をとって」とか「手え手を合わいて」という風にもならない。

詰まり何某かのルールが存在するという事が想像でき単に長音化だという枠で片づける事ではないのであろうか。

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