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*制止の言い回し

「いい加減にしろやあ」・「いい加減にしてやあ」

「大概にせろやあ」・「大概にしなよを」

どちらも「やめろよ」と言っている訳であるがどう違うのか。あくまでも遠州弁における場合。

「たいがい」から受ける印象は「そろそろ」といった潮時というかタイミング。

「いい加減」から受ける印象は「我慢の限界」といった度を越えての発言。

他の言い回しで「ほどほどにしなよ」だと加減をしろであって「やめろ」とは限らない。

「仏の顔も三度まで」の場合これを言い換えるとすれば「いい加減にしろ」なのか「大概にしろ」なのかどっちが適当なのか。

ちなみに辞書を引くと

「いい加減」{副詞}限度を超えていてそろそろなんとかしてもらいたい感じだ。

「大概」{副詞}常識で・当然だと思える(がまん出来る)程度。適度。

とある。遠州弁でもこんな感じでまあ大して共通語と離れたものではなかった。

これから想像するに仏の顔が三度目までが「たいがいにしろ」で四度目以降が「いいかげんにしろ」という事になるんじゃないのかと。

理屈はそうなんだろうが、実際のところは「たいがいにしろ」と発していても十分怒ってる事が多くすごくは差が生じていない。つまりどっちが言い易いかという人によりけりで意味的に違いは無いという感じがする。

まあ「大概を」使うと幾分まだ余裕がある雰囲気にはなるし「いい加減」は切羽詰まった印象が湧くところである。

それと「大概」は年配の人が発するもので子供は言う事は少ないという事も違いとしてはあろうか。

それはある意味おもちゃとなればすぐ欲しがるというような若ければ若いほど「大概」という概念が薄いものだとも勘繰れなくもないが。

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