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バーテンダー その5

 「ドラマみたいだあ」。

この回のテーマはそういうことなのか。どうりで奇をてらわずドラマの王道のような不仲から和解への雪解けという春の情景だった。

ドラマのように断絶した親子の図。

ドラマのように挫折した子供とそれに手を差し伸べようとしてもその意が伝わらない親の心。

ドラマのように誤解が解けて

ドラマのように周りが和解の手助けをして

ドラマのように親が倒れて

ドラマのように絆が強まっていく。

まさしくドラマみたいだあ。

でもそれが決して不快じゃなく、むしろええ話しやあとほろりときてしまうのだからこれは作り手の腕だよな。

もちろんテネシーワルツの逸話は意外な展開であり新鮮なストーリーであって全てにおいてお約束に忠実だった訳ではありませんでしたが。

それにしてもこの回は役者力で魅せたという勢いが強かったですなあ。

芦名星さんって格闘系も演じられるしこないにおしとやか然も違和感ないし幅広い表現フィールドを有してらっしゃるものだ。親子喧嘩の様も迫力あるのはおしとやか然とのギャップによるものでもあるんだろうかな。この人がしゅんとしてるとやけに気になってしまいますわな。いつもきりっとしてるイメージがあるから。

しかしてその上を行く室井滋さんがやっぱ映えてたなあ。海千山千を存在だけで表現できるんだから一から十までセリフや態度で感情だけでなく背景までをも表現しなくちゃいけない忙しない(余裕のない)役者さんと違ってセリフや動作に余裕が感じられるところ。何事にも動じない風だけど内心は苦しみ最後は嬉しいというのが如実に伝わってきて奥行きがあったなあ。しかも今までの生き様まで彷彿させる勢いで。セリフの端々に人生がのっかてるみたいに聞こえた。さすがに煙草はお吸いになられていないようでふかしてられただけのように映ったけれどむしろその方がホッとする気分になるのでアリだよな。

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