« 温まると暖まる | トップページ | 寒い »

*せよう

例えば「突入せよ」。これが遠州弁だと「突入せよう」となったりもする。

「せよう」を訳さば「しろよ」辺りであろうか。

「せ」においては、「する」というよりも「せる」、「しなかった」というよりも「せなんだ」という事が遠州弁らしくなるものであることから遠州弁は「す」よりも「せ」が基本とも考えられる。

共通語の「しろ」。遠州弁だと「せろ」となる理屈となる。「しい」・「せい」・「せえ」という形にはならない。「そうしろ」・「そうせろ」は使うが「そうしいや」・「そうせい」・「そうせえ」という言い方は殆どしないということである。

「よ」については、「よ」よりも「よう」。この「う」が付く事が多少なりとも遠州弁っぽいかなと思え記載。

共通語だと「しよう」で「突入しよう」と促すというか同意を求める感じでこれは遠州でも同じあるが、遠州弁では「せよう」となると命令的で「しよう」とは大きく意味が異なる。

遠州弁では「しよ」という命令表現もあるが普通は「せよ」であり、「せよ」だときついから「せよう」とすることが多い。

例文

「おいぃ。ちゃっちゃと支度して家出んと間に合わんくなるにい。はよせよう。」

  (なにやってんの。ぱっぱと支度して出発しないと間に合わなくなるよ。早くしなさい。)

「ふんなこんゆったって持ってかにゃかんのありゃせんだもんで探すしかありもしん。」

  (そんなこといっても持っていかなきゃいけないのが無いんだから探すしかないでしょうが。)

「それんないとかんだか。」

  (それがないと駄目なの?)

「だよを。行っても意味なさんだもん。」

  (もちろん。それがないと行く意味がないもの。)

「なに探いてるよう。」

  (何を探してんのさ。)

「眼鏡。」

「あんたねえ、あんたきんのうメガネうざったいつってコンタクトにしたじゃないの。」

  (あのねえ。昨日あんた眼鏡はうざいからってコンタクトにしたんでしょう。)

|
|

« 温まると暖まる | トップページ | 寒い »

1-3・遠州弁的言い回し」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/211000/50746434

この記事へのトラックバック一覧です: *せよう:

« 温まると暖まる | トップページ | 寒い »