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*さがしまあった

「探し回った」と書くと何の変哲もない共通語であるのだが。

これが遠州弁になるとイントネーションは「が」と「まあ」を強くして

まあった

となる。

ほんで、そのニュアンスは「えらいおうじょうこいた」。随分と骨が折れたと言っている。

このあとによく続く言葉としては「いやんなっちゃうやあ」・「やっきりこいちゃう」とかが頻度が高い。

苦労したんだからねという事を伝えているのが「さがしまあった」である。多分に必死感も篭もるものであり、好き好んで探してた訳じゃないという事や余計(余分)な事をしてしまったといったといった要素も含まれるものである。

これが「まあった」ではなく「まわった」となると何故かこういったニュアンスにもイントネーションにもならず共通語の通りの意味で「随分と探した」というものになる。

大分外れるが奔走というニュアンスであるならば「はしくりまわった」を使う事が多い。共通語だと「駆けずり回った」であろうか。

例文

「新聞読ますかと思ったら眼鏡んなんくてさがしまあっちまってえ。朝っぱらからばかこいた。」

  (新聞を読もうかと思ったら眼鏡がなくてそこらじゅう探し回っちゃったよ。朝から余計な体力使っちゃったよ。)

「で、めっかっただ?老眼鏡。」

「乱視っ。人聞きの悪いこんゆっちゃかん。そんなまだ目えちょんになっちゃいんでねえ。」

注、「ちょん」というのは目が悪くなったということ。

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1-3・遠州弁的言い回し」カテゴリの記事

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