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*やっがんこじゃん

「やっがんこじゃん」。「がんこ」は「頑固」であろう。

意味は「わっ、こりゃあ相当~だな」。

基本的にはこれでひとつの塊でありこれに付け加えられる言葉は「なんだよ」とか「え~」とかいった感嘆の言葉くらいであろうか。

「やっなんだよをがんこじゃん」。

似たような表現で「やっ随分じゃん」というのがあるがこれとの違いは思ってた以上の度合いの違いである。

「やっ頑固じゃんこの散らかしようわあ。」

「やっ随分じゃんこの散らかしようわあ。」

とでは凄まじいと凄いという表現の違いみたいなものであろうか。

この場合には「頑固」だともう呆れる勢いで「随分」だとなんとかしろと憤ってる勢いがニュアンスとして含まれてもいる。

蛇足だが、他には「随分」には「なんてことしてくれたんだ」とか「ひどいじゃないか」とかいう意味合いで使われる事もあり、この場合での訳は「なんだよひどいじゃないかこの散らかり具合は」とかになる。

ちなみに「いやいやそれはそれは凄いんだから」と言いたい場合は

「あれえあんたホントがんこだにい」などとなる。

例文

「やっがんこじゃん。なにこれ?」

  (うわあこれはひどい。どういうこと?)

「見りゃ分かるらあ。」

「じゃなくてなんでこうなるよを。」

「しらすけえ。気が付いたらこうなってただで。」

  (知らないよ。気づいたらこうなっていたんだから。)

「あんた散らかいただら?知らん訳ないらあ。」

  (あなたが散らかしたんでしょ。知らない筈ないでしょう。)

「それどころじゃなかっただよ。」

「なにがあ。」

「忙しかったのっ。」

「言い訳んならん!」

  (言い訳になってない。)

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1-3・遠州弁的言い回し」カテゴリの記事

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