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CONTROL 犯罪心理捜査 その6

 この回は切ないやね。やるせないですわな。ひたすらに。

瀬川刑事(松下さん)は特殊能力を持つ刑事さん。その能力とは被害者遺族の気持ちが分かるという能力。何故なら自らも肉親を殺された過去を持つ者故に。

しかしてそれを売り物というか全面に押し出す事なく自らの身の上話しで連帯感を得ようなどという事をしない奥ゆかしき刑事。

いつ伝家の宝刀的に「私もあなたと同じ境遇なのです」と言うのだろうと思って観てただけに心に秘めたままで最後まで通したというのは意外でありましたし立派だなあと。

でもまあ語らずとも伝わったみたいでしたね。そのひと押しがあったから最後は事実を供述されたんでしょうから。

それにしても最終的な犯人さん及び犯人(報復者)と思われたお二人は可哀相すぎるよなあ。あげな善良な人があんなくずみたいな快楽犯を抹殺するのに人生を棒に振らなくちゃいけないなんて。帳尻が合わない気分ですたい。

罪を償うってのが被害者遺族からしてみれば刑に服してというだけでは軽すぎると思える現実があるから余計そう思えるのやも。

金の話しをするはいやらしい話しかもしれませんが一例として犯人には一生損害賠償の支払いを課すくらいの事してもいいんじゃないのかと思ったりなんかして。

まあ養育費払い続けてでもいいから離婚したいという人が多くを占める世の中じゃ一生賠償金払わなきゃいけないのなら殺しは割に合わないと思えるよな抑止力にはならないのかもしれませんが。

夢想話しはともかく実際のところどうすればいいんでしょうね。ドラマは問題提起だけで終わってしまい、こうなればいいのにこうすれば精神的に乗り越えられるとかいう理想論は提示されてませんでしたね。そんな簡単な問題じゃないということでありましょう。

で、そういった人間の情の展開とは別に事件の展開という推理物としては

父克己(松重さん)が犯人だろうと思って観てました。毒物の入手手段について口を閉ざしたのは毒物をくれた人に迷惑が掛からないためというのみだろうなと思って観てました。

そしたらそうじゃなかったというのは予想外という範疇でありました。なにせ他に登場してきた容疑者らしき人って主治医さんしかいなくてお父さんじゃないとしたら残るのは主治医さんしかいないことになるけど動機が不憫に思ったからというのではあまりに薄すぎると思えたから結末は予想外という範疇に入ろうかと。

そういう意味では他にも容疑者を幾人か配置してたらもっと意外な真実と思えただろうにな。あんな変人殺したいと思う奴他にいても不思議じゃないと思えたもの。

この回は松重さんの哀しいようオーラが印象深く残った回でありました。それにシンクロしてく松下さんの沈鬱加減でより一層その哀れを引き立てているかのようでありました。

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