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*なんだっつうだやあ

「なんだっていうんだよ」と言っている。「なんだっちゅうだやあ」という言い方もあり意味的な違いはない。

「あ~?なにやあ。それんなんだっつうだやあ。」

ニュアンスとしては「だからそれがどうしたなんか文句あるのか?」といった勢い。

「え~?なんだっつうだやあ。」

この場合は「え~?一体なにがどうなってるんだ?」といった状況が把握できていないと言っている。

女性表現だと「なんだっつうよを」といった風に「だやあ」が「よを」になる事が多い。

「や」を抜いた言い方「だでなんだっつうだあ。」だと訳は

「だからなんだよ」といった開き直り調のきっぱり感がより増す勢いになる。女性表現だと「だあ」が「よ」となる傾向にあるか。

使いどころは売り言葉に買い言葉という状況での使用が多く感情の昂ぶりを表現してる。いきなりこう発すると突然怒り出してる、もしくは独り言を声を出してるみたいな印象を与えるのでちょっと危ない人と思われかねないところである。あくまで何かに対しての受けの表現でなければ不自然さを与えるものである。

遠州弁としてありそうで実際聞かないのが「なんだっつうだよを」。「なんだっつうよ」と「なんだっつうだよ」という「よ」・「だよ」はあるが「だよを」はない。よりややこしくすると共通語的「なんだっつうだよう」(なんだというのだ)は存在する。繰り返すが語尾が上がる「なんだっつうだよを」は聞かない。

ない理由を考えると、「だよを」を使った場合の訳は「なんだってんだのさ」といったものになる不自然さがあるからであろうか。

「なんだっつうよを」とか「なんだっちゅうよを」とかはあるが「なんだっつうだよを」・「なんだっちゅうだよを」という言い方はしない。「なんだってんだよを」ならある。

例文

「なによを。このくそ忙しいだに早引けするだか?」

「用事あるだもんでしょんないじゃん。」

「明日じゃ駄目けえ。今日終わらせんと後の部署困るじゃん。」

「それんなんだっつうだやあ。元が発注ぎりぎりでゆってくる方悪いだよ。」

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1-3・遠州弁的言い回し」カテゴリの記事

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