« ひとりじゃない その2 | トップページ | スクール!! その1 »

*ばかばっか その3

直訳すると「無能の集まり」・「アホだらけ」・「まともな奴がいない」ということであるが。

ニュアンスとしては大抵次に「ホントしょんない」がついて「ばかばっかでホントしょんない」となり「まったくもうしょうがないんだから」という意味合いで使われる事が多い。感情としては苛立っているということを表現している。

使う上で重要な点は「馬鹿の集まり」の中に自分も含まれているかどうかというところにある。自分を抜かしたと解釈されればそれは直訳での意味ととられて場の空気を悪くする。大抵は発言者の意図としては自分も含めてという意識であるがそれが伝わらないと人間関係に亀裂が走る。

共通語に訳すとしたら「どいつもこいつも」ということになるのだろうけど、「ばかばっか」との微妙な違いは先にも述べた自分を含むか含まないかという点で

遠州弁の中で「どいつもこいつも」と発すると自分以外はと間違いなく聞こえ

「ばかばっか」だと状況によっては自分も含めてという風にも聞こえる場合がある。

イントネーションは平坦なものと「ばっか」の「ば」を強く言うものと二通りある。どっちかが自分を含むとかいう区別ではなく。吐き捨てるように醒めた感じで言うか憤怒の勢いで言うかの感情の昂ぶりの違いによるものであろうか。

例文

「やあなんだや。9時集合だっつうにおんしゃだけけえ。」

「みたいだね。」

「時間守らん奴ばっかでホントばかばっかだなあやあ。」

「9時半に来た奴があだけても説得力ねえけどな。」

「なんでえわしなんかまだましな方だっつうこんじゃん。」

「でもやあ、わし来たの9時10分頃だもんで、もしかしたらみんな先行ったかもしれんだにい。」

|
|

« ひとりじゃない その2 | トップページ | スクール!! その1 »

1-3・遠州弁的言い回し」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/211000/50459737

この記事へのトラックバック一覧です: *ばかばっか その3:

« ひとりじゃない その2 | トップページ | スクール!! その1 »