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*がんこ その2

「や、がんこ人いるじゃん。」

  (うわあ凄く人が沢山居るじゃないか。)

「ほんとだ、がんこだやあ。」

  (本当だ凄いなあ。)

「がんこ」はおそらく「頑固」と書くのだろうな。

辞書にある頑固は

「がんこ」他人がどういう事を言おうと、自分が一度正しいと思ったことを変えない様子。とある。遠州弁で使われる「凄い」という意味は全くない。

ネットの辞書では上記の他に病気などがなかなか治らない事・様。とある。

共通語で「頑固な咳」と言うと「なかなか治らない咳」ということになるのであろうか。遠州弁的解釈だと「周りの人がこの人死んじゃうのじゃないかと心配に思っちゃう程の咳」ということになる。大層違うものだ。

「すごい」という意味使いでは他に「ばか」・「ど」・「えらい」が遠州弁ではよく使われるがそれぞれニュアンスが違うので置き換えると意図が誤って伝わることとなりやすい。

例文を置き換えてみる。

「ばか」の場合。

「や、ばか人いるじゃん。」

  (うわあ嫌になるほど人が居るなあ。)

「ほんとだ、ばかだやあ」という言い方は存在しない。こういう場合は「ほんとだ、ばかいるやあ。」とかになる。

「ど」の場合。

「や、ど人いるじゃん。」微妙である。こういう場合は「や、どがんこ人いるじゃん。」となるのが普通。「や、なんでえ人どいる」というのもありえる表現。

「ほんとだ。どだやあ。」これは完全に無い。「ホントだどがんこいるじゃん」と反復して返すのが普通であろう。

「えらい」の場合。

「や、えらい人いるじゃん。」

  (うわあ凄い数の人が居るじゃないか。)

「ほんとだ、えらいだやあ。」この言い方も存在しない。「ほんとだ、えらい人だやあ。」と普通はなる。

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