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SPEC・警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿 その10

 いやあ面白かった。めちゃくちゃ面白かった。ここまでくるとオールクリアーよりもこれくらい期待持たせの美人局な謎残しくらいで終わるのが丁度いい感じ。

「一十一」を組み合わせると「王」となる。「1は2の前だから二の前(ニノマエ)と読む」。なるほど手の込んだネーミングである。しかしてその実態は当麻(戸田さん)の血を分けた弟とな。出遭いは不明だけどおそらくは地居(城田さん)にすべて植え付けられた記憶と従う振りして暗に操ってでここまでの一連の出来事をやらされていたということなんだろうな。

それから、そもそも瀬文(加瀬さん)の始まりの事件がなんで起きたんだろうという疑問が解けたのが大きかったな。きもい男の壮大な作り話しの題材というのはなるほどど。凄い余裕ぶっかましだこと。

その過激かつ過剰で不遜な自信が当麻によって崩されていく様が悦であったなも。ただしこれは津田(椎名さん)=地居ではないという仮定の上での話しだけれど。

ケイゾクの時は暗い昏いcryでどよよんとした終焉だったけど、地居のはしゃぎ振りが変な意味で明るくて、血まみれだったけどなんか爽快に終焉を迎えた感じ。もっともこれが終焉かどうかはいかがわしいが。

なにせ「癸」の回改め「起」の回となって、最後は「承」に続くのか?とかいう暗示を植え付けてるくらいだから。

それになんでしょうねケイゾクだって悪魔は体を入れ替えていってたみたいで、今回はその同じ悪魔が地居に乗り移ってたと勘繰れなくもなし。もしかしたら津田がホントの黒幕なのかもしれないし。なにかと妄想は膨らみますわな。

話し飛びますけど、記憶の操作ということで、てっきり当麻の左手の傷は地居が能力を使って当麻にそう思わせてただけで本当は無傷で動くものになるのかなと思っていたんですがそれはなかったみたいですねえ。最強の能力者を屠る為に当麻をぶつけたということであれ愛(ストーカー)する人が左手切断に相成るのをよしとするのは違和感が湧くところ。

まあ途中で好意に変わったということらしいので好意に変わる前にこれが起こってまったでホントだちかなんだっつうこんだかいねえ。

最強の能力者を屠らなくとも記憶操作して自分の弟にして兄に絶対服従とかいう事にさせてしまえば「早く逝ね」と喜ばなくても済んだんじゃないかと思えるのはど素人の考えかなもし。

そんなヲタはともかく、この回の見所は如何に「にのまえ」を封じるのかという手段と奪われた記憶の回復という二本立てであった訳ですが、どちらもなるほどという勢いで納得して愉しめました。記憶というものは頭だけに蓄積されてくものではないというフレーズは格好良かったでかんわ。

なんで嗤ったんだという謎は最後の特殊能力は誰が駆使したんだという事への伏線だったでありゃーしたか。とりあえず兄弟だし自分のスペックが覚醒しろと願ってた当麻なだけにあれは当麻のスペックだというのは十分ありうる話あろうと想像するところでゃーて。

これで話しがまだ転がるとしたら覚醒した当麻を津田が狙うという図式が勘繰られるぞなもし。ほうなってまったらどえりゃあてゃーへんだわ。

以上えせ名古屋弁まじりで失礼しました。

役者さんも印象深かったな。戸田さんと加瀬さんが特に。それにしてもひょうきんなもので兄弟だとなると戸田さんと神木さんそう見えてきてあら不思議であった。もちろん決める時は決める野々村係長(竜さん)がでんと控えてこそであるけれど。

ここまであえて書いてこなかったけど時間が止まる様は見応えあったな。

小ネタもギャグもキャラもよし。ストーリーの展開もそれを映す映像もこれまた愉しで文句を探す方がめんどくさいというよく出来たドラマだったなあ。

続があったら是非とも観たいな。なくてもこれでも十分満足というとこは「仁」とは偉い違いだ。

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