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フリーター、家を買う。 その10

 なかなか光明が見えない展開のドラマだったけど惹きこまれて観てたなあ。

日常の閉塞を打破せんとするクーデター、家を買う。とかといった奇天烈な展開に陥らず大層地に足の付いた地道な育成物語であったかな。育成をはめた理由としては再生というには現状回復というには前に進んでるからはまらないし、成長というには青臭い部分が見られないだけに育成という字が似合うかなと。それに周りの人々の支えというものも大層な力であったし。育ったというんじゃなくて育てられたという部分も大きかったんだろうし。

就職決めてから家を買ったんだからタイトルに偽りありではあるけれどこれが一番すっきりする形だよな。

就職先かく決まりたるは至極得心のいく様たりや。

会社を切り盛りするする人からしてみれば、本音で付き合える社員が欲しい。それは社員間でも上下の間に於いてもということであればなお良い。

社員からしてみれば必要とされてるのは能力というだけでは物寂しい話だ。

人間は機械じゃないのだから新品の時が一番性能を発揮する訳じゃなく馴れるに従って能力が向上していくものであろう。

それを見極めてから決断するというのは共によい道だろうな。

職種にもよるだろうけど、主人公の就職への道はそういう流れに沿った理想の形を表わしたものなんだろうな。

それにしても「二宮和也」という役者さんは硫黄島で地を這っても障害を抱えながらセールスマンの道を選んでも不治の病に侵されて余命短しでもとにかく如何なる状況に置いても悲壮感とか破滅感を感じさせない役者さんだなあ。だからこういう陰鬱に飲み込まれそうな状況だらけのドラマでも観れたんだろうかな。

井川さんはえらいお綺麗であらしゃった。それでいて女性という側面よりもお姉ちゃんという家族のひとりという側面が主で現われていて。単なる綺麗綺麗じゃないよな。

個人的にこの回好きなシーンは大悦社長(大友さん)とおやじ(竹中さん)の会話のシーンが印象深かったな。久しぶりに大人の男のさしの会話をテレビで観たというか。ぎこちなく距離を置いた中に共通項を見い出すシンクロ感がなんかリアル。だからといってその距離は決して縮めないとこが大人の距離感だよなあ。

ああいう挨拶が出来る大人に憧れる。

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