« *やらまいか その2 | トップページ | 長い延長だったなあ »

*「どへた」と「どべた」の違い

「どへた」・「どへたくそ」・「どっへえ」・「どへ」

「どべた」・「どべたくそ」・「どんべた」・「どんべえ」

どれも遠州弁において「凄く下手」と言っているのであるが、それぞれニュアンスは異なるものである。

ここではとりあえず「どへた」と「どべた」の違いを考えてみる。

とりあえずはイントネーションが異なる。

「どへた」は最後の「た」を、「どべた」は最初の「ど」を強く言う。

したがって「どべた」には「とても・大層」という事に重きがいってる風に聞こえる。

次に「あいつどへただにい」と「あいつどべただにい」という文章だと

「あいつどへただにい」(あいつはホントへたくそなんだよ)

え~知らないの?という情報提供っぽいニュアンスになる。

「あいつどべただにい」(あいつ本当にへたくそなんだぞ)

悪いこと言わないからやめときなといった忠告という趣で使われる事が多い。

まあ相当誇張した訳ではあるがニュアンス的にはこういう違いがあろうかと。

したがって

「え~あいつどへただらあ。いいだけ?任いてえ。」

  (え~あいつ凄いへたくそだろう。いいのかい?任してなんか。)

「え~あいつどべただらあ。いいだけ?任いてえ。」

  (え~あいつのへたくそは相当だぞ。任したらどうなるか分からんぞ。)

このように「どへた」だと任すのに賛成できかねるという勢いになり「どべた」だと結果が散々になるよといった勢いの違いが生じてくる。

まあ個人的な感覚だろうと言われても弾き返せる根拠はないのであるがこういう勢いの違いはなにがしかあろうて。でないと「へ」と「べ」が共に存在している筈は無く全く同じ意味合いであるのならどっちかに統一されてしかるべきであろうから。

|
|

« *やらまいか その2 | トップページ | 長い延長だったなあ »

1-3・遠州弁的言い回し」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/211000/49936901

この記事へのトラックバック一覧です: *「どへた」と「どべた」の違い:

« *やらまいか その2 | トップページ | 長い延長だったなあ »