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流れ星 その6

 今回は、ついにぞ津々浦々に臓物を金で買いたりと公と相成った。

臓器売買は犯罪と説く医師(松田さん)。

いやいやこの金銭のやり取りは臓物購入資金とかじゃなく結納金だと言い張れば言い逃れは可能なんじゃないのか?と思うのはせこい大人の考えなんでしょうかねえああ言えばこう言うという。

そんなあざとい御託はともかく、死に逝く者の言葉は何より重いもの。それが願いであればより重い。しかも我が身の事よりも自分の事を想ってくれる気持ちであるならなおのさら。

それを聴かずんば人として廃る。

医師にも言われ妹(北乃さん)にも拒絶され自分のやってる事は単なるエゴかと苦悩する健吾(竹野内さん)。それを打ち消す梨沙(上戸さん)。

通しでいくと迷いの中に溺れかけてる回といえそう。

といった流れをしれっと書いて感想とするには失敬にあたる程な展開でありました。せつないですなあひたすらに。いい奴程早死にするというのはホントせつない限りですわ。

それとは別に瞬きしない方のお兄ちゃん(稲垣さん)は標的をお母さん(原田さん)に絞ったのでありましょうか。この回起きてる事は序の段でこれからより陰湿にたかってくるんでしょうねえ。いやあ剣呑剣呑。

それにしても間を大切にしてくるドラマですよねえ。こういうの好きですわ。背中で語るとか行間で伝えるとかいう物言わぬところから滲み出てくる湧水のような表現私大好物なんで、ホントいいですわ。アップテンポはセンスでそれはそれで愛でるに愉しいけれどあくまでそれは別腹で。主食はこっちなんで嬉しいぞと。

 タイトルの「流れ星」。その意味するものはなんぞやと勘繰ったりもするところですが、めざましテレビで主題歌の「流星」からとったドラマタイトルだという事を聞いた。

普通、星が流れるってことだとそのイメージするとことはふたつ。命尽きてというイメージと願い事というのが湧くところですが、命名のいわれを聞くと別に登場人物の誰かがお星さまになるとかいう暗示の意味はなさそうではありますな。

でも今回ひとつ星が流れた。あながち関連が無いとは言い切れなくなってきてはいますな。

 初回観た時、竹野内さんのお顔がなんか細くなってるなあと思えたのですが前回辺りから細からず太からずのお顔になられつつあるような気がしてきてました。

身も蓋もない想像でもの言えば、(すげ~観たい期待の)映画「太平洋の奇跡」の撮影(5月~7月)が過酷で相当お痩せになられたということであろうが。

それが却って味が沁みてよかったんじゃないかと。というのも始まりが絶望のずんどこでありそれが梨沙(上戸さん)と出逢って色々な苦難を背負ったとはいえ努力を重ねつつ光明が徐々に見え始めていっているという展開であろうからこの後どんな困難が訪れても未来が明るいと思ってるんだというのが窺えるようで。

といってもこの後まだまだいくらでも難問が待ち受けていそうで・・・・。

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2・2010年のテレビドラマ」カテゴリの記事

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