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フリーター、家を買う。 その4

 借家かあ。家賃五万かあ。それを自慢したかああ。

じゃあ買うか引っ越すかしないとなという考えに至るのは至極妥当ではあるかな。

でもいじめを打倒しなきゃやられっ放しじゃんという溜飲は下がらんよなあ。

それにしても疲労度が蓄積していく様は説得力があったよなあ。隣のばば様に突っかからなくてよくぞ抑えたものよのうと感心するくらい落ちてたよなあ精神が。

だからこそだろうけど、涙ながらに「多分ホッとすると思う」というのが身につまされる程仕方ないよと声かけたくなる気分になった。

それでいてなんだろう視聴者としては逃げ出したくなるような陰鬱感が蔓延せずに次回も観てみたくなる気になるのは何故だろう。

おそらく家族の介護を体験した人共通の言ってはならない事だけれど心の中で思ってることを代弁してるから共感するというか自分が言えない事を言ってくれたとすっきりした気分になったりするからなんだろうか。

それとも絶望感の手前で踏みとどまっている風に映るからなのだろうか。

どこを切っても暗くなるお話しのオンパレードなのにねえ。

お姉ちゃん(井川さん)は確実にお母さん(浅野さん)の二の舞を踏まんかなみたいな世間付き合いの葛藤処理係に就かれて疲弊てるし、この回では描かれてなかったけどお父さん(竹中さん)は別の未来予想図を描いて家庭は顧みていないという自覚を持ちつつその非を息子(二宮さん)に突かれて反論できずに地団駄踏んでるし。

息子はやるべきことは掴んだけれど日常の生活に喘いで何をすべきか分かっていても朽ちてく方向を変えられないで疲れているし。お母さんは治るきっかけがつかめそうもなく病に憑かれているし。

とにかく一家全員なにかに「つかれて」いるよな。いつ暴発の火が点いてもおかしくはなさそうでおそぎゃ~でかんわ。

今が一番底の部分にいるというのなら後は上げ潮ばかりなりだけどまだ四話終わったばかりだものな。まだまだなにかありそうな感じがするところ。

唯一の救いは千葉(香理奈さん)の存在だろうな。最初どうしてあのポジションで女性なんだろうと思ったけど野郎の労わりじゃ癒しにならないものな。社長(大友さん)のオヤジさんという包容力もあって誠治が一番輝いてるのは現場だよなと思えるもの。あそこにいる限り誠治は普通の人間でいられる印象を受ける。

どういうエンディングを迎えるのか今から妄想するのは馬鹿げてるけれど大悦土木に就職しちゃうってのがハッピーエンドなんじゃないかと今の時点では思っちゃうよな。

とにかく引き込まれるドラマですわな。

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