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*「ど」と「ばか」の違い その2

「ど迫力の映像の作品」という言い方はあるが

「ばか迫力の映像の作品」という言い方はしない。「ばか迫力な映像の作品」はある。

「映像がばか迫力ある」はあるが

「映像がど迫力ある」はない。「映像がど迫力である」はある。

「役者がばか揃ってる」はあるが

「役者がど揃ってる」はない。

「ど」と「ばか」はほぼ同じ意味合いであるがどんな場合でも置き換えられるという完全な互換性がある訳ではない。

別の視点から違いを考えると

「ど根性蛙」はあっても「ばか根性蛙」はない。

「ばか正直」はあっても「ど正直」はある。(日本語変だけど)

同様に「ばか真面目」があって「ど真面目」もある。

もちろんニュアンス的に「ど」と「ばか」は違うものである。上記の例でいえば「ど」は感心で「ばか」は無駄にというニュアンスの違い。これらは正直・真面目といったどちらかといえば褒め言葉に付いた場合の事。

では、けなし言葉に付いた場合はというと

「ばかひどい」・「どひどい」は共にある。

「ばか汚い」・「ど汚い」も共にある。

こういった場合にニュアンスの違いはあるかというと微妙な違いはあるがどんぐりの背比べでそう大した違いはないところである。

したがって遠州弁の素人さんは滅多やたらに「ばか」をつけるのは危険である。けなし表現においては差支えない事が多いが多少なりともいい方向に捉えようとする場合の凄いという表現には「ばか」を使うのは差し控えた方が無難である。

とはいっても「ど」も褒め言葉もどきであっても掛かる言葉によっては同じようなものとなるので「がんこ」・「えらい」がより無難ではあろうが。

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