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色んな「に」

遠州弁の「に」は「よ」と変換する。「そうだに」(そうだよ)のように。

これは初歩的な「に」の訳し方として間違ってはいない。しかし「に」=「よ」と決めつけると幅が狭くなる。このほかにもニュアンスは色々と有るのである。

「そうだに」にしても

「隣の子も行くそうだに」(隣の子も行くそうだよ)

「そりゃあそうだに。」(そりゃそうだよ。)

この他にも

「に」の語尾が上がる言い方だと疑問符っぽい感じになるが問いかけてるという訳でもない。

「そりゃ今は知らんに?むかしゃあそうだったっつってるだけで。」

   (そりゃあ今はどうなのかは知らないけどね、ただ昔はそうだったよって言ってるだけだから。)

これが語尾が上がらない場合

「そりゃ今は知らんに。むかしゃあそうだっただで。」

  (そりゃ今は知らないさ。昔はそうだったんだから。)

滅多に言わない言い回しであるがこういう使い方もある。

「そりゃ今知らんに昔ん通りにやったじゃかんのは分かるだけえが。」

  (それは今を知らないのに昔ながらのやり方をするのは駄目なのは理解できるけど。)

普通は「に」ではなく「で」や「と」を使うが「に」でも変ではない。

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