« *なにゑ | トップページ | SPEC・警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿 その3 »

医龍3 その2

 相手のお手並み拝見の巻。ということか。ライバルと呼ぶに相応しいを見せつけてたなあ。途中なんかアクシデントがあってもその凄さを見せつけるが為の手術であろうから失敗はもちろんチームドラゴンが助に入るんじゃないかといった事は考えなかったんでハラハラ感はなく変に安心して観てたなあ。

お互い医者であって敵じゃないんだから共存すりゃいいじゃんと思えてくるのだが、そこはちゃんと過去になにか悶着があって外科を嫌ってるという設定が組み込まれて対峙の構図に粗漏なし。

思念模擬手術をする場所は「天と地と」の対比がくっきりで。かたや屋上こなた地下というのはいかにもな象徴であるが。これは現在の置かれている立場によるものなのかそもそもの性格によるものなのか。もっとも横に並んでやってたら画にはならないところだけど。次週以降は立場が変わっただろうからその行う場所に変動があるのかなというのに興味が湧くところ。

患者の身になって考えれば様々な負担を思えば黒木(遠藤さん)に託すのが心情というもので、メスとカテーテルの争議の餌にされちゃあ参るよな。大分恐縮してたみたいに映る。

そういう意味じゃあ手術終了後朝田(坂口さん)が患者さんに「良かったですね」と挨拶して患者とは遺恨なぞは存在してはいないという画柄があって欲しかったな。

とにもかくにもこれにて勝者は黒木という構図にて経営側も方向転換を決意し次回へ続く。朝田は病院を出ていく風に映ったけどなにしに外へ行こうとしてるんでしょうかねえ。両雄並び立たずして我に居場所なしとて新天地を求めんということか。

絵図としてはニュータイプとオールドタイプの世代交代のせめぎあいみたいな図柄にさえ見えたけどそういうもんなんですかねえ。

神の手不要論を野口(岸部さん)がぶってたけど黒木だって十分神の手じゃないかとつい突っ込んでしまいました。

なにはともあれドラマの主題に掲げられた「外科医の存在意義」というのがこれから語られていくということになるのか。

それにしても術着は黒だし、荒瀬(阿部さん)の操り人形のような無表情さといい鬼頭(夏木さん)の熟慮の末の二者択一の結果といい過度に煽るよなあ。だからこのドラマがエンターテイメントだと評されたりしてるところであろうけど、まあまあなあなあを一義とする日本の風土らしくない事は確かだよな。悩める医者や不遇な境遇を朝田がよき方向へ変えていくという展開が1と2であったとすればこの3にその要素はなさそうにも思えるくらいみんな露骨なほどに明確だよな。

だからこそ対峙という図が鮮明に浮かび上がってくるんだろうけど。単純に両輪として活躍してもらった方が病院側は万々歳じゃないのかと思えなくもない。金がないから二兎を追えずということなのかしらむ。そういう説明はされてないよな。

|
|

« *なにゑ | トップページ | SPEC・警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿 その3 »

2・2010年のテレビドラマ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/211000/49809407

この記事へのトラックバック一覧です: 医龍3 その2:

« *なにゑ | トップページ | SPEC・警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿 その3 »