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世にも奇妙な物語20周年スペシャル・秋 人気作家共演編

 皆無とまでは言えないが、バラエティを見る風習のない自分としてはいつも季節の変わり目のテレビは見るものがなくて往生こきまくり。

近年特にバラエティの特番でお茶濁す傾向が顕著だよなあとぞおもひけりな。ある意味おちゃらけばかりで。これってそれだけ難しい事考えずに笑い飛ばして憂さ晴らしたいストレス人間が増殖してるからなのであろうか。

大枚はたいて大きな企画で勝負出来ないご時世なのかもしれないがこういう時こそ唸らせる渾身の一撃を観たいものだ。

そう鬱憤が溜まってるところでのこの番組。タイトルがやたらと長いのでいちいち書かないが

いやあ、とにかく佳かった満喫したあ。満足じゃ。

ひたすらに浪漫と諭しがあって見応えあったな。

「厭な扉」

 中途で種は予想できたけど、だからといってなあんだという余韻になる訳ではなく。むしろそうなるべきかもと思えてきて納得して結末?を確認出来てすっきりした後味だったなあ。言葉の綾なんだろうけど絶対的な幸福は存在しないが永遠の幸福は存在するという応え合わせはなるほどなだよなあ。もっとも幸福ってなにをもって幸福と為すかの応えにはなってはいないけど。他人から見れば成功者だけど当人にしてみればアホ臭い不毛の時間のループとも受け取れる。

この人は幸せか?と問うたらそうは思えないよなあと。まわり続ける様は地獄でもあるよな。大分余韻が深いな。羨望を受けるなんてのは所詮霞を喰う様な味気ないものなんだろうかな。

江口さんには重き荷を背負いてもなお歩まんとする様が抜群に画になるよなあホント。ループの表現の仕方は映像ならではで、あれを文字で表わすとしたら苦労するだろうなと思えた。映像でこそ映える物語とぞおもひけり。

「はじめの一歩」

 甘ちゃんの私としてはこれが一番お気に入りかも。神頼みしていたのは実はという意外なオチというのもきちんとあってしかも屁理屈抜きでこれほど完璧なハッピーエンドなのに嫌味がないとこが心地いいよなあ。

神様は人の運命の命令者というか決定者ではなく人の背中を押す存在であるというのも好感が持てる。いづれにせよああいう状況(神様現る)になってもその状況を受け入れられる日本人の精神が心地いい。

まあとにかく男はぐずぐず言わんと単純即応が一番ということだよな。

田中麗奈さんが珍しく可愛く且つ逞しく映った。神様二人も凄く好き。

「栞の恋」

 ドラマを観てるというよりもとてもファンタジーな短編小説を読んでる気分になった。ジュリ~ならぬサリーという中で岸部さんが時を遡って呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃ~んという辺りでは、これってコメディ?って一瞬思ってしまいました。

でも、思い込みの恋が宝石に化ける様は恋愛感情が幻滅で終わるのではなく尊敬へと昇華していって清々しかったな。

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