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*くり その2

「へそくり」・「やりくり」・「むりくり」

とかいう「努力・工夫」というか「なんとかして・強引に」というニュアンスが「くり」には感じられる。漢字のすると

「臍繰り」・「遣り繰り」・「無理繰り」

と書くから「くり」の「く」は「繰」という字がはまるんだろうな。

辞書等で調べる限り「繰り」に「なんとか・どうにかこうにか」といった意味合いがあるとは書かれていない。

しかし「繰り」を使うと意思を感じる訳で自然の流れでは決してそうならない故意が含まれる気がする。遠州弁では「繰り」を多用する傾向にあると思えるのだが気のせいか。

「繰り返す」とかの反復という意の「繰り」ではなく意図的(もしくは強引)なものを感じさせる言葉を羅列してみる。

「ほじくる」・「かじくる」・「いじくる」・「ちみくる」・「はしくりまわる」・「つれくりまわす」・「やぶくる」・「こねくる」・「せせくる」

いずれも「くり」の後に「ほじくりかえす」のように「かえす」か「まくる・まわす」が付く事が多い。「倒す」も付く事がある。

例文

「閉まりゃせん。」

「あんた無理繰りはめすと壊れるにい。」

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