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GOLD その9

 成功者がどツボにはまっていく様を丁寧に描いて何を愛でればいいのやら。そりゃ溜飲が下がるくらい傲慢不遜の悪役キャラならいざ知らずそういう感情に至らない主人公の転落図というのは見所が掴めない。

スポ根物の艱難辛苦なら最後の栄光が予想される光明が見え隠れするのでついていけるし貧困から登りつめるサクセスストーリーなら辛抱も努力のうちとして観れるものであろう。

そのどちらにも当てはまらない始まりが超がつく順風満帆からというスタートであっただけに考えられるエンディングの予想図は試練が幾度かあったけど見事初志貫徹して望みを果たしたくらいしか思い付かないけれど、このドラマはそういう予感すら思い浮かばない。期待の星すべてが崩れ去ってるんだから。

ある意味初めて観るパターンとも言えなくもなし。何を愉しめばいいんだろ。

この回は特に最後の大団円に向けての最大のハードルを飛び越えんとしてる最中らしいなだけに奈落の最深部にいるんだろうな。それともこれにまだ輪を掛けての苦難が用意されてるのかな。それにしてもこれらのハードルは負というか足を引っ張るものばかりで一段階段を駆け上る為の前向きな障害じゃないだけにどよよんとした雰囲気は否めない。しかもどれひとつ元の順風満帆に戻ってない。

これで病みを胸に抱える次男はあくまで長男が奮起する為のかませ犬だったなんて展開だったら洒落にならないよなあ。目的のためには手段を選ばぬおよそ主人公らしからぬダーティなイメージになるよなあ。

ホントこのどツボの状態からどうやってどのように感動できるエンディングに持ち込もうとしてるんだろう。多少なりとも無理や強引な展開があったら醒めるやも。そういう意味ではシビアに観てしまうよなあどうしても。

よっぽど意外かつ納得のあっと驚くエンディングが用意されてるんだろうなあ。ここまで貶めといてだから観る目は厳しくなるわさ。たんに悠里はホントは情の厚い良い人で子供を思い遣る良い母でしたというのでは納得しづらいよなあ。

具体的にどうなれば痛快と思えるのかと言われてもイメージが湧かないけど。

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