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熱海の捜査官 その8

 予想(覚悟)はしてたけど随分な放置プレーの終焉だったなあ。真理を導く為に手段を選ばずという悪魔に魂を売った学者という図式は定番であろうとも誠に以ておそぎゃ~限りで見応えあったとは申せ

そりゃあ確かに世間体としての事件は見事に解決で犯人確保に消えた三人救出ですっきりではあるけれど、なんでこの事件が起きたのかという根源がなにも明かされていない上に新たなるお告げがとかでホント余韻たっぷりで。

事件そのものはまるで大山鳴動してなんとやらみたいな盛り上げるだけ盛り上げといてせせこましいオチ(例えば偶然が偶然を呼んだとか)をかまし、脱力系の三木ワールドの本領発揮。などというボケオチも想定してたけど、実際はいやいやあにはからんやで大層遠大な動機の事件で意外でした。

それにしても抽象過ぎて、死の世界から生還した人間の不可思議さを問うているとも屁理屈(知ったかぶり)からいけば悶々と反芻できるのかもけど感覚でドラマ観る手合いの私としては反芻(そういう愉しみ方)はできないや。

どちらかといえばファンタジーというよりもファジーな印象の方が強くてなんだかなあ。

とりあえずはあの三人に何してたんだ?という事は明かして欲しかったよなあ。バスで捕捉した時点では意識とかもある健康体であったと思われるだけに何をして何のためにこん睡状態?にさせたのであろうかや。

それ以外にも放置プレーは色々諸々ありますが

だからといってこれで続編というかパートⅡみたいなのでより鮮明に事件解決を描いてしまうとそれは野暮や無粋ということにもなりかねないだろうし。

当事者の自供というか供述がなにも提示されていないから五里霧中の藪の中だよなあ。

観てて率直に思ったことはその先の世界(ラインを越えたという世界)の具体性を把握してないんなら描くなよと。逆に知ってて教えたらんというのだとしたら限りない「いけず」だよなあ。

まあでもとにかく愉しめたんだからよしとするかあ。でも残尿感半端ねえ。

もし、もしもよもやで万がいつ「Ⅱ」があるのだとしたら全く別の事件でというのがいいな。空気感は好物なんで。この世界観に浸っているのは心地いいや。

まずはともあれ結論としては「大体も分かりませんでしたよ」。変に分かった振りするより素直に分からんと言った方が気が楽だしこういう勢いでもドラマ愉しめたのは事実だもんな。「Ⅱ」があるならもちろん観まっせ。

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