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うぬぼれ刑事 その5

 軽妙洒脱というのはまさにこの事なのかな。作り上げられた(練り上げられた)テンポと間はアドリブでは捻り出せないお芝居ならではの世界なんだろうかな。あまり鑑賞経験値は有してないけど舞台のお芝居観てるみたいな感じ。

落語家さんの語りの世界みたいに全員が統一されたような同一感で覆われているって勢いでしょうかね。

唯一それに従わないのが惚れた相手、つまり犯人というシンプルさ。つまり浮いた空気感をまき散らすという構図が分かりやすい。異物だから故の浮いた感ということか。

あ、でも葉造(西田さん)も染まってないなこの世界観に。混ざらない効能はというと重鎮感を醸し出すところか。そう思える程同じ方向向いた浮かれポンチの集まりだもんなみんな。でもというかだからこそ恋の成就は夢のまた夢であってもみんな倖せそうに楽しく生きてる風に映る。そこが微笑ましい限りであるところか。

あさましき男達とさまざまな女という区分でないところを表す意味でのママ(森下さん)の存在も効いてるよなあ。あと名前知らないけど婦警さん。性別に関わりあいなく皆打ち揃ってこの世界観に染まってる。

そういう異物に反応するうぬぼれ(長瀬さん)ですが、もし万が一成就したりなばそっち側に染まっていくんでしょうかねえ。押しの手立てを観てる限りじゃそんな器用には到底思えないだけに里恵(中島さん)しかお似合いに映らないけど意識的には仲間を捨ててでも染まる努力をしそうな無駄を感じるところですな。

それにしても今回のマドンナ役の薬師丸さん。うめえなあ。本職は舞台の上での役者さんなんでしょうかねえ。独白のシーンはオーラ出てたなあ一人芝居って感じの。

でもそう考えてくとゲストのマドンナ役の方はお芝居が大変そうですなあ。如何に周りに合わせていくかではなく染まらずに自分らしさな演技していくかを問われてるみたいで。

この回にお気に入りは佳境に入らんとする時の「おかみさん焼うどん」とのたもうた際の車中で聞き耳を立ててたお二人の落胆の姿がツボでした。

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