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GM 踊れドクター その5

 面白いのか詰まんないのかよく分からぬドラマやし。

ひねくれたものの見方だけど、有能な奴が挫折してるからその再生が画になる訳で。これが凡庸が取り柄という一般ピーポが頓挫してという構図だったら決してドラマにはならないだろうなきっと。ある意味眠れる獅子の咆哮が楽しみという部分もあるけれどなかなか目覚めないな。

ドラマにはならずとも観てる一般人がこのドラマの登場人物の葛藤からなにか教訓めいたものとか勇気を貰えるというのなら応援送りたくもなるけどそういうとこまで再生されている風にも映らない消化不良気味なものを感じる次第。

じゃあ逆に面白いのかもと思える部分はというと、それぞれのキャラがきちんと立ってるところかな。出遭ってどれくらい時間が経っているのかいまいち分からんけど決してまだ長くはないだろうから短期間でこの遠慮会釈のない和気藹々の空気感が醸し出されるのは魅力である。桃子(田部さん)の一番下っ端なのに一番態度がでかいというのも嫌味がなく楽しく観れるし今回の町谷(小池さん)も見応えあったな。傑作だったのは氷室(椎名さん)の合コンの繰り返し押しネタだったなあ。こんな時にいうセリフかというタイミングがホント笑えた。

つまり役者さんを愛でるには愉しいが物語の筋道が詰まんない。最後の憂さ晴らしというかそれぞれの報復手段が椅子蹴り倒す・ご注意情報をさりげなく2連発とヲタクのお仕置きの儀式というのは大の大人のする事じゃないだろうと。盛り上げ方はきちんとしてるのに起承転結の結の部分が「結」ではなく「欠」じゃないかと思えるくらい溜飲が下がらない。

それは前回の土下座の効果というのもそうだったけど、今回のも誤診のトラウマからこの一件で抜け出せたのかはっきりしない。まあ現実はそんなものであることは実感してるからこの再起の部分の関してはそれだけリアルなのさと言えなくもないとこだが、デビューを目指す医者というぶっ飛んだシチュエーションの中でなんでそんなとこだけリアリティを追求するんだろうという疑問。かくも地道にではなくもっとどかんと豹変してくれた方が面白い気がするのは私だけか。

今回はタイムレースという要素もあったけど何を待っていたのか分からなくて心の整理でもしてるのかと思っちゃいましたよ。最後はこれに賭けるという「これ」を先に提示しておいてぎりぎりで「出た!」と一喜する方がよかったな。後で種明かし的に説明するより。

命の重さを有するおちゃらけ出来ない医療の世界とキャラクター達の放つコメディーの要素との融和の塩梅が難しいんでしょうねきっと。

いっそのことこの回は治療オンリーこの回は野望オンリーと分割して仕事の時は仕事としてきっちりやるし夢は夢で真剣でありながら面白おかしくという事に集中して描いた方がいいような気がしてきた。掛け持ちというか二足のわらじの美学を謳うというのであればこの限りではないところでしょうが。

まあこの回の感想は最後までひねくれた感想でありました。

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