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ジョーカー 許されざる捜査官 その5

 捕(と)んまさらん(捕まらない)となると、意気揚々と自白するのはけれん味たっぷりで。故に伊達(堺さん)の行動に溜飲が下がる勢いを増す次第でありますが。

明日も明後日も何が悪いと開き直った生き様を続ける以上は余計な尻尾を見せるのは利口じゃないよなあと。ましてや法を操る手品師なだけにあの開き直りは嘘くさい。

しれっと日常の中の出来事で大したことじゃないと言い放つくらいのあざとさが欲しかったな。つまり勝ち誇る小悪党な姿よりも決して心情的有罪を匂わさない悪を悪とすら思っていないふてぶてしさの方が大悪党っぽくてより倒し甲斐が見えたんじゃないのかとふと思ってしまいました。

つまり最初から最後までけんもほろろであって欲しかったな。もちろんそれをどう有罪とみなして影の執行とする根拠とするのかを描くのは難しい事でしょうけど。

それと何が悪いというのであれば、こういう事してるのは別に私だけじゃないくらいのセリフも言って欲しかったな。

ところで怪しげな課長(鹿賀さん)。どうも伊達の仲間ではなさそうな気がしてきました。なんか別の使いっぱみたいで。同じ穴のムジナかどうか呉越同舟なのか。どっちなんでしょうね。これで全然関係ないごくごく普通の元やり手で今はただの紐の切れた凧ということだったらかえってその方が意外だよな。

冴子(りょうさん)は神隠しの真実に辿り着きそうな気がしてきたけど、真実を知ったらどう動くんでしょうかねえ。あくまで間違っていると直に引導を渡すのかそれとも今回の脅しの手段と同じ手口(記事にして)で世に知らしめるのか。いくらなんでも仲間に加わるということはなかろうて。哭いて馬謖を斬るかのように伊達に葬られるってのもあるな。

それにあすか(杏さん)の真っ正直な正攻法という部分も加わって入り組んでる。

三つ巴+1の思惑が交叉してただ単なる溜飲を下げる娯楽ドラマになってないとこが現代版の仕掛け人かと比喩できないところかな。永遠に続く世界とも思えない儚さが垣間見えてその哀愁がまたいとをかしなるかな。

最後どうなるんだろう。誰も謳歌してる訳じゃないから「そして誰もいなくなった」って感じがしなくもない。

決して明るくない、つまり暗いドラマなのになんでこんなに観れるんだろう。面白いんだよね。

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