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夏の恋は虹色に輝く その3

 愛すべきキャラの群像劇でほんわか観れて楽しい。

とくに大雅(松本さん)がいい奴だよなあ。別に彼の部屋の本棚にスウィングガールズとハッピーフライトの絵コンテ集が鎮座ましましてたから急に親近感が湧いてこいついい奴だと思ったという訳ではなく、この回においては決して理想が高過ぎの不遜という要素が影をひそめて色々努力して頑張ってる奴だというのが明確になりつつあるところがそう思えた理由でありましょうや。

足の引っ張り合いみたいなえぐさがないところが観易いところでもありますな。嫉妬心メラメラの伊良部(永山さん)にしても子役上がりという言葉に過敏に嫌悪感を抱く桜(桐谷さん)にしても、その役割は大雅の想う順調を妨げる存在でありましょうが観ていてむかつく印象を与えないところが観易いところでしょうか。

素直に応援したくなる大雅というキャラに仕上がっているのがなによりだな。しょっぱなから「好きだ」という姿勢でぶれてないとこもうじうじ感が薄くて楽だし。でも決して肉食系でない。草食系でもない。ごくごく普通。だから思考が分かりやすくてホント楽。楽ってのは理解しやすいという事。だから諸々の行動に至る姿勢に違和感がない。

全身これ不思議ちゃんという詩織(竹内さん)の存在感からもこのドラマの目線が大雅目線に固定されて迷走しないところも楽なんだよな。

このまままったりじわじわ進む展開が希望だな。

ただこの回よく分かんなかったのは、桜の芝居を観て心持ちを新たにした大雅であったとさというところで、そこはもっときちんとした完成品の画をも提示してなるほどと思える説得力を与えて欲しかったな。いまいち素人にはあの映像からその演技の素晴らしさとかいうのは伝わってこなかった。もっとももう一度と言われて「何度でも」という姿勢に感激したということが第一であったならこの限りではないですが。

それにしてもプールの監視員という役貰ったら呑んでる最中でも関連本読んで知ろうとしてる様は完ぺき主義過ぎて空恐ろしいというか細かいとこ気にし過ぎだよなあ。リアルが欲しいなら本物さんを担ぎ出せばいい訳だし役者がするからこそ表現できるものがある筈でなんか間違ってるような気がするのは素人の浅知恵か。リアルへの追求という姿勢はいつ治るんでしょうねえ。どんな名優が演じてもその道のプロからみれば作り物にしか映らないものでしょうから。本物(ドキュメンタリー)では表現できないものを役者が演じるのが本筋だと思えるのですが。米国留学して勉強してきたという事になってる筈ですがこう思うというのはやっぱり素人の浅知恵なんでしょうか。

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