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熱海の捜査官 その2

 このドラマって地道に見応えがあるなあ。普通ドラマ観た感想書くのに一度は必ず見直しするんですが、感想書いたらそれで終いというのが殆どな中、このドラマの第一話は感想書いた後も数度観直して愉しんでしまいました。つまり惹かれるものがあるぞと。

その理由は色々あろうがまずはその映像かな。まるで映画を観てるかのようなカメラワークに思えるのは気のせいか。ことにのお気に入りは人造ヤシの葉(木)が車のフロントガラスに映る走行シーンだな。合成だったら陳腐だろうけど実写だろうなと。こういう注意していないとあっさり通り過ぎてしまうような日常の範囲での「あ、綺麗」というのが散りばめられていて見応えありまんがな。

ゴーギャンからどぎゃんへの連想シーンは重厚だったなあのどぎゃんさえなければ。

音楽とのマッチングも妙だよな。奇をてらわず煽るを一義とするみたいな映像の後押しって感じで一体感があるなあと

まあ実のところはよく分かっていないんですけどとにかく惹かれます。

で、第2話。なんで南熱海なんだろうというべきかなんで東京じゃないんだろうというのが分かってきたような気がしてきました。このあやかし加減は場末が相応しいよなあ確かにと。

陶芸教室のあやかし。手品演芸場?とその錆びついた繁華街のあやかし。黒魔術が効かないとお嘆きのあやかし。人々もそれぞれなにかどこかで繋がっているあやかし。叩けば埃の出る体ばかりってか。いくらなんでも全部が捜査を邪魔するまやかしってことはないだろうないくらなんでも。

まあとにもかくにも人間関係の疎遠な都会じゃあこの空気感は出せないよなあ。同じ場末でもこちらは逃げ場がないって感じで根無し草(所詮他人事)な感じがしない。誰もが関わっていそう。

事件の全貌が見えてこない今のところは、その事件が起こった場所と人の不気味さを愛でるが肝要であるとすれば雰囲気たっぷりで愉しいなあ。包帯をとって素顔を見せるところとかカセットの中身は?といった謎をもったいぶって明かしてくとこは王道ともいえるんかしらん。そういった手管がというかそこだけが超ミステリー調。

ところで気になるのは3年が経過してるという事。学業に復帰してたけど入学式の準備の日に失踪から3年だとするともう卒業じゃね?と。どうでもいいことなんでしょうかねえ。中学から高校という連なりなんだから成り立つにしても空白期間を考えると留年とならないのはご愛嬌というべきか。

どうでもいい事ついでに言えば提供が出てた際の魚を抱いてちょいと記念写真風な画において星崎(オダギリさん)の後姿が窓に映っていたけど角度からして違和感を感じたのは気のせいなのかしらん。通り過ぎた北島(栗山さん)の姿なんか殆ど映ってなかったし。

まあこういう気のせいなのも含めて小ネタ追っかけてたら夜が明けちまわあ。

そういう小ネタは見直しの際のお楽しみとしても展開だけでもこれはとにかくこの時期のドラマの中でぴかいちなのかもしれない。それに役者力が加わってるんだから鬼に金棒ってか。

三木ワールドの世界の住人オンパレードの中で平坂(萩原さん)だけが普通で逆に浮いてるというのは不思議だよなあ。

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