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GOLD その.2

 我慢と辛抱はどう違うのだろう。このドラマはその答えを出してくれるのかな?

最近キレやすいという人種が増殖しつつありそれはとりもなおさず自らの首を絞めていって。果ては我が身の居場所を限りなく狭くする。客という隠れ蓑を背負っているから面と向かった敵にはならないにしても味方には絶対なってくれない人を増やしてくだけなのである。

そんな流れは本人達だって分からない筈がないのにも関わらず衝動を抑えきれないでキレていく。

とかくこの世は「言ったもん勝ち」でそれが講じて「逝ったもん勝ち」にすらなりつつある。

我慢にしても辛抱にしてもそうする事によって得るものよりもキレることによってその場ですぐに得られるもののほうが遥かに多いという事が日常茶飯事の中に充満している。

刹那主義と言い切る勇気はないがあまりにも社会を含めて色んなことの変化のサイクルが早すぎて美味しいものは最後に食べるなんて心持ちでいるよりまず美味しいとこだけ先に食うという方がどうせ全部食べ終わる前に次が出されるんだからということで賢いのかもしれないが。食い散らかし・美味しいとこどりというそしりは免れない光景であろうし決して美しいものではないところであろうなと。

なんて初回を引き摺っていたら今回はちょちょいとテーマが移っていってしまったみたい。今回はなんざんしょ。正義感。って大雑把過ぎて一話程明確な挑発に感じられなかったんでありますがとりあえず思った事を挙げ連ねてみますか。

 リカ(長澤さん)の甘えたっぽい声をひたすら茶化していたのは鼻持ちならないからなのかと思っていたら買い物欲の成果とリンクする理由であったとは。採用した理由の一部が垣間見えたところですな。いつもどちらかというと「いぢめてる」風にしか映らないところですが「いたぶる」ということではないのだというのは確認出来ました。今回も最後おいしいとこを持ってったリカを責めるでもなくいたぶってよしとするというのはパターン化していくんでしょうかね。ま、少なくとも褒めて育てるタイプでは悠里(天海さん)はないということだけは確かなようでありますが。

 この回で、前回書き割り風な感じだったの3人の子供達の個性が出るようになって見所というか観るポイント(視点)が増えたな。楽しみ方が増えたということでいえば誰の視点でドラマを観ていけばいいんだろうかということが定まらなくなりそう。流れとしては決して思い通りには進まない子供達という構図が明確になりつつあるようです。

ま、そんなことはさておき主要な展開は妊娠にまつわる厄介ごとの対処。相手の虚を突くがお得意のようでありまして、観てるこっちも虚を突かれて爽快だったな。先の先を読むって感じで諸葛亮孔明のようでありました。

でも最初に述べたのとこじつけるとしたら客という立場じゃなく被害者を装ってという「言ったもん勝ち」の輩を見事詭道をもって制したと考えれば、リストラされて耐えてきてたけど目の前の餌を好機と踏んで「キレた」とて理解はすれどまだまだ辛抱が足りんと諭してる風にも受け取れなくもなし。

でもまあやっぱり無理やりこじつけるよりも、シンプルにトラブルの際の見事な対処法を愛でるという感じなんだろうかな。でも「自分さえよければいいの?」と問うていたからなんか繋がっているようにもやはり思えてくるんだよなあ。考え過ぎか。

 どうでもいい感想ですがリカと悠里の車中の会話とかテンポはいいんですけど、もっと短縮出来ないのかなとつい思ってしまいました。丹羽聖子(エドさん)の崩壊家庭とか辰也(寺島さん)とのおかしな夫婦の関係とか他にも色々描くことはあるだろうにと。無い方がいいとは決して申しませんが。

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