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とてもとても2010・4月~6月

 途中で挫折したドラマが多かったな。詰まんないという理由からではなく自分が色恋沙汰は苦手な分野になりつつあるという事によるものか。

*「三代目明智小五郎」

 しぞーかのTBS系列のテレビ局はばんげしまの「水戸黄門」さえ欠かさなければそれにて安泰ということらしく深夜帯は捨て置けとも感じられ、結局観る事能わずで残念至極。もう直にTBSさんがBSで再放送してくれるを祈るのみにてござ候由し。

*「警部補 矢部謙三」

 とにかく始まる前から楽しみにしてたし実際それを裏切らないどころか予想以上に愉しかった。

なんであっという間に終わってしまうんだろう。ってトリツクの番宣だからだろうな多分。そういう枠とは離して続編を希望したい。また観たい。なにしろ「矢部謙三」だけがテカッてたのではなく皆面白かったもの。ヅラで隠してもその輝きは隠せないってか。

美晴(しほりん)と桜木(鈴木さん)の対照的なキャラのコンビも悦だったし、なんといっても大村課長(魁さん)がよかったなあ。片桐(原さん)の存在も目の保養になってこういうのもまた乙なものだと再認識したというか。なんで秋葉(池田さん)が片桐には萌え~っとこないのかという理由も明かされていないし。謎はとべて透けてない。

*「タイムスクープハンター」

 ドラマという枠に入るのかどうかは知らねど、庶民(名もなき人々)っぽい空気感が新鮮だったな。名のある役者さん達が紡ぎ出す段取りを踏んだ上での魅せるが為の予定調和の美とは異なって魅せるを第一としない生臭いところ(演技)がリアル感を増してたなあ。ストーリーも成程と見聞を広めれた気にさせてくれるほど今まで知らなかったりあっさり通り過ぎていた存在群を映し出していてためになった。

切り口が斬新で面白かったな。これはアイデアの勝利でもあるようだ。

*「警視庁失踪人捜査課」

 まったりとした空気感が結構はまって毎週観てました。犯罪を追うのではないという切り口は新鮮ではありましたな。宝探しほどじゃないけど迷宮探検という勢いがそこはかとなくあって。欲を言えばもっと俯瞰で事件(現状)を見通すシーンとかをもっと分かりやすく挿入して欲しかったな。RPGのダンジョンでも全体図の表示がないと分からなさ過ぎて先に進めませんもんね。

沢村さんをはじめ各人の役者力でしずしずの中でぐいぐいとという勢いもあって面白かったです。もしかしたら一話簡潔(完結)じゃなくてひとつの事件をじっくり全話通して追う方が各キャラをじっくり描けて面白かったのかも。

よく分かんなかったのは失踪が事件に巻き込まれてという犯罪性のあるものならあれだけど、人間関係のトラブルとかで生き方をリセットしたいみたいな事例のって(素人なんでこういう表現を使っていいのかどうか判らないけど他に言い様が思い付かないので)民事なんじゃないのかなあと。警察って民事不介入とかよく言うじゃないですか。捜索依頼があったから探すということで当然大義はあるけど場合によっては探してくれるなという事もあるんじゃないのかなあとふと思ってしまいまして。必ずしも感謝されるばかりじゃないような気がしないでもないところです。

*新参者

 面白かったです。主人公の猟犬振りが時には不気味でありつつも決して冷酷ではない温情味もあって魅入ってしまうキャラさんでありました。阿部さんに似合ってたな。

容疑者?と証拠の関連性をひとつづつ(一人づつ)消してくという趣向は珍しいところでありますがそうなると残る一人が犯人だよなという浅知恵が働くわけでして。だからといって全く別のところから真犯人呼んで来たら今までの展開はなんだったんだという話になってしまいそれは観てる側への裏切りとも思えてしまう訳でせんない事といえばせんない事で。まあ動機を最後まで隠していたというところが味噌だったんでしょうね。なんで殺されたんだ?という疑問には最後まで引っ張られましたから。

それが面白かった理由の一つなのかしらん。

*絶対零度

 推理物としては穏やかな印象を受けたし登場人物もど派手なインパクトがあったわけじゃないけれど楽しく観れました。主人公が寝食忘れて励む姿が好感を抱いたのかな。それを見守る大人衆の泰然自若度というか大人度の空気感の違いがリアルだったのかも。無意識に自分が新米だった頃の事を想い出しつつ観ていたのかも。そう思わせるキャストの勝利だったのかな。

結構好きなドラマでありました。

*ジェネラルルージュの凱旋

 いやあ無条件に面白かった。始まる前は映画観てたんで二番煎じでは面白くはなかろうと思っていたのですが、いざ蓋を開けてみればドクター家の日本版という側面もあり事件そのものの形態も変わっていて全くの別物として愉しく観れました。

医療の現場のSOSをとかいうメッセージ性の強いものではなくエンターテイメントに徹したものとして観ればほんに良い出来でありんした。

ただ最後の大一番。これから始まるぞというところで終わるというのはいけずな気もしないでもないところです。

可能ならスペシャルでそこを見せて欲しいよなあという願望が湧くところです。

*臨場

 感想記事は書かなかったけど全話見てました。で、思った事は「俺のとは違うなあ」。

だってきゅうり食いながし食ってるんですもの。私きゅうり大嫌いなのでそれだけで「俺とは違う」。

とは申せ迫力あったな。

*素直になれなくて

 途中で挫折しました。色恋沙汰はどうにも苦手になりつつあるみたい。付加価値として観る分にはいいんですけど本筋というのはね。

それと樹里ちゃんも瑛太さんも誰をどういう風に人を好きになっていくのかを愉しむ役者さんではなく、成就不成就に関わらずなにを為した(為してる)とかいった意義(決められたテーマ)を問える役者さんという気がするので、恋の迷走だけではちと物足りない部分もあるかなと。

*「プロゴルファー花」

 あ~面白い。コーチ(石黒さん)最高。あのすちゃらか具合がたまらない。でもそのアドバイス?で上手くなってく主人公というのもそういう意味じゃ凄いよな。

正直このドラマ観て面白がってるなんて恥ずかしくて、とても人には言えないお年頃でしてそれゆえの密やかな愉しみであった訳ですが。複雑なキャラ設定じゃ無い所が昔ながらのといった感じで馴染めるのかしらん。一途というにはおふざけ具合が濃い目で相応しくない言い方だけどみんな真っ直ぐで目的に向かって邁進してるところが気持ちいいのかな。

*ハガネの女

 面白かったし色々と思い当たらせてくれる部分も多く相当深いお話しでありました。とてもいいドラマだったです。吉瀬さんがよかったな。

それにしても名だたる子役かき集めたと思える凄い配役だったなあ。

なんでこんな時間帯なんだという疑問が解けることはなかったですなあ。11時過ぎにテレビ観てるような不健全系の人間に見せるよりももっと広い層に見せた方が反響が大きかったんじゃないのかと思えます。まあ22時近くになっても中高生とかが塾帰りで闊歩してるこのご時世じゃあ23時は宵の口なのかもしれないですが。

*月の恋人

「木村拓哉」を観たいとしたら色恋沙汰に奔走する姿じゃなくて男同士の鍔迫り合いというか切磋琢磨してる様を観たいな。つまり何を為すかというとこを。そういう意味では最終回とその前の回は見応えがありました。誰を選ぶのかは別に興味がなかったので。

それと、後出しはじゃんけんでは卑怯であるが、連ドラでの効能は満を持してという妙手という事なのだろうか。回数が減るだけでその分浅くなるんじゃないのかと思うのは気のせいなんだろうか。

映画の2時間という空間とドラマのおおよそ11話の空間とではその密度が異なるのは当然で、或る意味余分な事を描けるのがドラマの醍醐味のような気がしないでもない。迷走してナンボというか。

でも一話完結のパターンだと一話簡潔で行かないと収まらないので浅く長くというパターンではあろうし、流れ解散的なエンディングを目指すなら回が短くなっても左程受ける印象に影響はないのであろうが、ひとつのテーマに至る過程を描くというものならその歩む道筋の景色が愉しみのポイントであろう。寄り道も含めた道すがらがあまり描かれないというのはどうかと思えてくる。

つまるところ短いよ。という気がするというのに尽きる。

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