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天使のわけまえ その1

 タイトルのフレーズを聞くとなんかウィスキーの名文句を思い浮かべてしまう私でして。そんな邪念のせいなのかタイトルとドラマの内容がどう繋がっているのかがよく分からないところであります。しかしながらこれはなかなかに観れるドラマのような気がします。

まずもって不幸のずんどこからスタートしているので決して楽しいという表現は当てはまらないんですけどなんか明るい未来を想像させる流れのように映りました。この坂下くるみ(観月さん)のキャラからすればどういう形で最終回迎えてもそう思えるような印象を受けます。

逃げられたとは申せ、なんか騙されたんだ感がしないところでありまして、最後には帰って(戻って)きてハッピーエンドに向かいそうな予感がふつふつと。

それにしても豪華じゃないけど実に料理の品々はどれも美味しそう。ドラマとか見てて思わず自分も食べたくなるような気分になることは滅多にないんですが食べてみたいと思えました。なので一人増え二人増えという流れにはとても説得力がありました。普通他人の弁当物欲しそうにするなんて実際ありえない光景ですからそれをなるほどと納得させたのは凄いよなあ。

息子との和解の経緯はえらくあっさりという感じに映りまして、これは全5話という制約によるものなんでしょうねきっと。描きたいものはそういうものじゃないのだろうから致し方なしという感じでしょうか。何を描いていくんだろう。料理を介在しての人同士の輪といったものかしらん。その暖かさや温もりを愛でようということか。

イッセー尾形さんといい大滝さんといい味のある役者さんを配しているとは申せこのドラマはいい意味で「観月ありさ」ありきのドラマのような感じがしますわな。

なんと申しましょうか明日が見えない状況の中でも絶望とか悲愴感とかよりもとにかく懸命であり些細な事にでも幸せを見い出せてしまいそうなお人好しというキャラやらせたら「観月ありさ」ははまるわ。というか追随者なしというか。決して能天気という訳ではなく葛藤や苦悩はひしひしと伝わってくるのですがだけど決して心の芯までは折れないというような強さを隠し持ってるように映るところが見事かな。

ほかの役者さんが演じられたら多分絶望とかの方が勝って観ててひたすらしんどい感じに映るような気がするところです。

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