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鬼平犯科帳スペシャル・高萩の捨五郎

 満喫したところです。友情や愛情を描くのもそれなりにいいけれど、やっぱ食傷気味でありまして、人情を描いたものを観たい志向に向いているだけにこれはツボですな。

情と人情がどう違うのかはよく分からないけど、棹差せば流されるような模糊としたものではなくて決して揺らがない信念みたいなものが人と人との繋がりに宿るとそれが人情になるのかな。

これ観てこんなことなら捨五郎さん(塩見さん)盗賊のままでいればよかったのになんて思う人はまず居ない筈で。それだけに平蔵(吉右衛門さん)の無念の様が切なかったですなあ。

損得や風向きで行動を正当化する(出来てしまう)あざとい世の中で、享受の謳歌より大切なものがあることを教えてくれているようで心が洗われるような気分になります。

それは「信義」というものでそれを有する事は決して神技なものではなく心技なものであろうかな。得することよりも損なことの方が多いだろうけど、それでも「損して徳とれ」であるというのは間違いじゃないような気がしてくる。

鬼平はおそらく性善説を唱える人であろうかしらん。生まれ育ちとかの環境によって悪の道に走ることもあろうが逆に環境さえ変えれば本来の姿に戻れるに相違ないという考えでありましょうか。

毎週魅せて欲しいとは申しませんが少なくとも一年に一回は「長谷川平蔵」を拝みたいな。

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