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土曜プレミアムの刑事ドラマ

 こういう警察内部に犯人がいるという構図をやたらと最近テレビで観る気がするのでありますが、フィクションという名の嘘っぱちとは申せこういうものは推理ものとしては掟破りも甚だしいんじゃないのかと。

いくら視聴者が意外な展開を望むからといっても道徳的に越えてはならないものを越えてる気がするところです。推理ものにつきもののお約束を打ち破るとかいうものじゃないような気がします。それにこうも打ち続くと奇抜でもなんでもない日常茶飯事でしかない食傷気味ですらあるところです。

どうせ嘘っぱちなら夢(理念)を見させて欲しいものですな。たとえ現実が冤罪やら未解決やらなんのでドラマの如き失望するものであろうとも、せめてドラマにおいてはなにがあっても警察は守ってくれる正義の味方という夢想を抱かせて欲しいし、海猿じゃないけどドラマで描かれた理想に憧れて実際にそういう職業を目指す人間も現れてくる可能性だって実際にある訳だから。

それぞれの思惑が交叉して組織として最善に機能しないとかいうのならまだ問題提起とか失敗から学ぶみたいな勢いがあっていいけれど。民間企業の信頼を失墜させるようなドラマが作られる事は滅多に無いのになんで警察なら不祥事を描いても許されるんでしょう。恨みでもあるのか文句いってこないからなのか。実際そうなんだからしょうがないのか。

いくら作りものであってもこうも警察内部の人間の犯行というシチュエーションが続くとそういうイメージがついてしまいそうでげっそりであります。まあ大袈裟ですけどね。そのうち探偵本人が犯人だったなんていう推理ものが出てくるんじゃないかと勘繰ってしまうほどです。

坂口さんの刑事役もスピード感溢れる映像とかもつい魅入ってしまうくらい途中まで楽しんで観れてましたが結末は興ざめでありました。

そりゃ確かに気がふれてたら罪を問えないというのはおかしいとは思いますが。

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