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絶対零度 未解決事件特命捜査 その7

 ひたすらおっかない結末でしたなあ。寄生虫に侵食されて乗っ取られた(夢を食い潰された)宿主の不幸を描いていた訳ですが。なによりおっかないのは共生などではなくましてや飼い殺しや養殖ですらなく宿主そのものをを喰い潰し(殺傷)ても寄生虫は他の宿主に乗り換えて滅びる事はないというところでありますな。

しかしてその今回の不幸な宿主に同情出来るかというと、不遜がそう易々と直るとは思えないだけにいくらやり直そうとする決意に至ったとは申せ因果応報な気がしないでもないところでした。人間弱気になると優しさを求めがちになるものですから一時のものじゃないのかと。やり直して順調になればまた素が出るという勢いで。

もっとも設定の上では、性根は夢を抱いた純粋さを持った人間があり地獄に堕ちて人格までもが冒されて善人と呼べなくなったということで同情の余地アリなんでしょうが。

いずれにせよ、寄生虫はまだこの世を闊歩してる訳ですから倉田係長(杉本さん)が啖呵切ったとておちおち一件落着これにて平穏という気にならないところであります。今回の決着は所詮とかげの尻尾きりみたいなもんかと。

かくも会社のシャチョウサンでもこうも逃れようもなく絡め捕られるんだから平凡人ならひとたまりもなくなんだろうな。って貧乏人には歯牙にもかけず寄生なんかしてこないか。でもこまめに小さなことからこつこつとと励まれたら鬼に金棒というかなんというか。そうならない事を祈るのみです。まあ適材適所というか平凡人には平凡人を餌にする虫が存在する訳で平凡人だから安穏としてられる訳ではないですけど。

そう考えればどんな世界にも上には上がいるという事でどんな地位にいようともやってるやられてるという食物連鎖事は規模の大小はあれど同じように存在するという事が言えるのだぞという教訓が示されていたと取るべきか。

燻ぶっていても上昇志向の塊でいても所詮嗚呼無情という摂理を説いていたのか。どうせどこにいても無情ならば少しでもいい目をみるために上昇志向を目指したらどうかということなんでせうかね。それとも逆に分相応に励めってか。

なんて、巨悪(桜田門でさえ手出しが出来ない不条理)が出てくるともう殆ど白旗目線で観てしまうので今回はスッキリした後味ではなかったですね。

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