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絶対零度 未解決事件特命捜査 その6

 面白かったですね。回を重ねる毎に面白味が増してく感じのドラマであります。

犯人は別物であって、犯行に及んだケダモノ同士が繋がっていたとか複数犯だったとかいう訳ではありませんでした。まあ触発されたという事では繋がってたのかもしれませんが。

春菜(福田さん)の千山事件の事件はまだ捕まっていないから探してという願いがややこしくしたと言っても過言ではないところでありますが、結果虚言でも殺されたユキちゃんが何故あそこに行ったのかというくだりを知ったらそりゃ確かになあと得心がいきました。自分のせいで事件に巻き込まれてしまったという罪の意識が増幅しついには自分が犯人だと思い込むまで追い込まれてたというのはさぞかしつらかろうてと。

それに終止符を打つために手錠を掛けるという酷な労わりはけれん風味な気がしないでもないところでしたが、あれで心の病が癒えたんでしょうかねえ。まあ桜田門が「アンタは罪を償われた」とお墨付きを与えたという効能でありますれば心は多少は晴れるや。

しかしそういう自虐感を抱いて心を閉ざしていた人が動物虐待を阻止せんと身を挺して犯人を追おうとしたという勢いの変遷がいまいち自分と思考が異なるのか理解しきれないところでした。尚且つ動物殺しでは警察は相手にしてくれないから自分が死ねば真剣に捜査してくれるかもという不退転の思いがあったなら、前回動物殺しで捜査を開始した際に出会った時もっとネットの書き込みなどの情報提供をするなりして協力しても良かったんじゃないのかと。

これ以上悲しい事に出遭うのは御免だという思いというのが一番の動機なんでしょうかねえ。ナイフなんか持ち歩いて自己完結しようとかするところが理解不能で捜査協力に勤しむことをなんでよしとしなかったんでしょうか。

 話し変わりますが、室長(北大路さん)がカメ(上戸さん)に諭す言葉は毎回含蓄があるんですが、この回でなるほどと思ったのは「反省と後悔は違う」というフレーズでありました。ただし、なるほどとは思ったのですがじゃあ自分に実際当てはめてみるとその境界線が分からない。失敗しなけりゃ反省はない。後悔しなけりゃ反省はない。ん~迷路だ。

それと毎回言ってる風に思える「痛みと向き合う」というのはもしかして「イタコ」になれってことなのかしらん。桜木を見てるとそう思えてきてしまいます。

この後にやる血まみれ将軍の速水先生じゃないけど治った患者(解決した事件)は忘れていくというのをやっていかないと身が持たないように思えてきます。でも今回の春菜のように事件落着したとしても眼前がオールクリアーとなった訳でもないのを処理するが警察のお仕事となるとそうそうオールリセットはい次って事にはならなそうで随分引き摺りそうな気がしてきました。そういったものを捜査の都度受け入れたものが蓄積していったなら人としてどうなっちゃうんでしょ。解決がなによりの特効薬とは申せどうすれば新たな捜査に向かう際に常に前向きな心を有していられることができるんでしょうかねえ。それがこのドラマのひとつのテーマなのかな?

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