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*身内の呼び方

遠州人がよく使う身内の呼び方。以前の記事で個別に書いたところであるがもう一度今度は取りまとめたものを記事とする。基本は本人に声を掛けるのではなく他人に家族(身内)の事を話す際に使われる表現。もちろんこれが全てではない。

父→おっとさ・おとっさ・おやじ・父親・おとおちゃん

母→おっかさ・おふくろ・母親・おかあちゃん

夫→だんな・つれ・亭主・うちの

妻→つれ・おっかさ・女房・(「かかあ」の使い手は存在するが少数である)・うちんの

姉→あんねえ・あねえ・ねえさ・ねえちゃ・上んの・姉貴・ねえさま

兄→あんにい・にいさ・にいちゃ・上んの・兄貴

自分(本人)→わし(実際にはボクとかわたし・俺等であるが遠州弁の基本はわしなので)

妹→いもおと・下んの

弟→おとおと・舎弟・舎っ弟・下んの

我が子→ちび・ちびすけ・がき・がきんちょ・うちの子・こぞう・こんぞう 複数の場合は ちびら・がきら・うちの子ら

祖父→じいじ・じいさ・じいさま・じいちゃ・じっちゃあ・じっちゃま・おじいちゃん

祖母→ばあば・ばあさ・ばあさま・ばあちゃ・ばっちゃあ・ばっちゃま・おばあちゃん

叔父→おじさん・(おんじい)

叔母→おばさん・(おんばあ)

義理の兄弟などの場合は「義理の~」という言い方になる。ただし「上んの・下んの」については義理の関係の場合には使わないことが多い。「うえんのの義理の兄貴」といえば「上の姉の旦那さん」ということである。

親に対してよく付加される「馬鹿・クソ」については「おやじ」にしか付かないのが普通であろう。「おっかさ」に「馬鹿・クソ」が付く言い方を聞いた事がない。「おっかさ馬鹿だもんで」という言い方はよくあるが「馬鹿おっかさだもんで」という言い方は普通はしないということである。

「おんじい・おんばあ」は私らんとこではほとんど使わない言い回しであるがそういうところもあるらしいということで参考として記載。

最近はどうか知らないけれど、ちょっと前なら「パパ・ママ」は小学生までで中学辺りになると周りから「まだママかよ」って囃されたりして自然消滅していったものであるが今はどうなんでしょ。もっと前なら「パパ・ママ」なんぞはおだいさま(金持ち)のセリフであって庶民が使うなんてことはなかった。そんな感覚で生きてきただけにドラマとかで高校生・大学生辺りが「パパ・ママ」というのには違和感があったし大人が発すると背筋が痒くなるのである。昭和人としてはええ歳こいて何甘えてるとつい思ってしまう、浜松はそういう風土だと思っている。

「パパさん・ママさん」だったら比国辺りの就労者が発する言葉としてインプットされてるんで違和感ないんですけどね。

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