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*ばんらばら

「ばらばら」の度合いを強化した言い回し。方言というより全国的に使われている俗語であろうが遠州では結構頻繁に使われるので記載。男女共用。

例文

「厭だやあ めざましがあ。」

「なにい どうしたでえ。」

「分解されてるう。多分ター君だあ。はあもうばんらばらだよを。」

「どれ見してみい。あ~あっ。こんだけ ばんらばらに されると はあもう どおしょおもないなやあ。」

「しっかしまあ がんこにやってくれたじゃん。どうすりゃこんなんなるよを。」

「知らすけえ。子供のやるこんだで半端ねえだら。」

「こんだけ器用だとある意味才能だかいねえ。」

「皆そうだって、大人んなりゃ忘れるけどな。」

「なによを経験あるう。」

「ガキの時分おんなしようなこんして しょっちゅうどんじかられてただよ。それが今じゃあ全然不器用の部類だもん。」

「ところでさあ。こおゆうのってやっぱ叱った方がいいだかいねえ。」

「そりゃそうだらあ。」

「散々」を「さんざっぱら」というのに近い「ばらばら」を「ばんらばら」にするという言い方。遠州お得意の強調する際の「ど」・「馬鹿」をつけるにはざらつきがあるような言葉の場合にこういう変化をするのではなかろうか。むろんお構い無しに「馬鹿散々」「馬鹿ばらばら」というような言い方も存在する。

「ばんらばら」にする効能は「ばらばら」具合が凄いというニュアンス以外にもひどいよなあとか随分だよなあとか目も当てられないとかいう呆れるニュアンスも含ませることが出来るところであろうか。

したがってまだ「ばらばら」なら元に戻せそうだけどこれが「ばんらばら」だともう無理だどうしようもないって思ってる勢いになるということ。

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