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曲げられない女 その8

 「助けて」。これが言えなくて人生皆苦労してる訳で。

そう言えた早紀(菅野さん)は幸せな人だと思えました。

ともすればギブ&テイクで成り立つ関係ばかりにおいて、見返りを求めない無償のギブ安堵メイクをしてくれる人を見つけるのは至難の業であり幾ら指南を受けてもそうそう見つかることはないのですから。身を預ける事と身を委ねる事とは違いましょうからもちろん「依存」という言葉と「助けて」は違うものですが。「頼りにする」ということがここでの「助けて」なんでしょうかね。

 それにしても早紀の困窮具合が見事に滲み出ていましたです。どこがどうのと細かいこと挙げたらきりがないので単純に述べますと、このドラマでは「菅野美穂」という役者さんは、お綺麗なだけじゃなく生きてる息遣いや体温を観ていて感じます。

ちょっと話しが脱線しますが、女性の独り暮らしの生活感表現させたら江口のりこさんがダントツだと思っていますが菅野さんも凄い。普通「女優」という職業だと「生活感」は排除の方向に向くのではという穿った考えが自分にはあるので、そういった感覚からすると菅野さんは「女優」と「役者」の両刀使いということになるのでしょうか。

で、話しを戻して。早紀が藍田(谷原さん)と璃子(永作さん)に言いたいことがあるというところは、言いたいことって「助けて」だろうなと思って観てまして。それで思ってた通りでありましてなんのひねり(意外)もなかったのですが。されどもど真ん中の直球勝負という感じでとてもよかったですなあ。

もちろん前フリの困窮具合に説得力があっただけにということもありますが、溺れるものは藁をも掴むというのではなく「友情」を信じてという希望を願っての勢いでありまして踏み出す「勇気」といったものを感じました。

 それにしてもついでにもうひとつ。来来週15分拡大で放送する旨の告知がありましたがなんで今週するんだ?という謎。一瞬え?来週(10日)はお休みで次週(17日)最終回なの?まだ8話じゃん。全9話なの?って勘違いしてしまいました。これは誤解を招きやすいぞなと思えてしまいました。来週ありますよね。

 それにしてもついでにいまひとつ。このドラマがって話しじゃないんですけど、なんか妊娠ネタが重なるなあと。いやね、まっすぐな男でしょ懐妊じゃなかったけど泣かないって決めた日でしょ。それでこの曲げられない女でしょ。奇遇にしては重なってるなあと。

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