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不毛地帯 その19

 「私はこの国の為に少しはお役に立てたのでしょうか。」

私だったら間違いなく「なんも立ってん。」と胸を張って威張れるのですが、成し遂げた人に自問されると立つ瀬がなくなりますな。

引き際が主として描かれていたような印象を受けた最終回でありましたが、大門社長(原田さん)がもし綿花相場で下手を打っていなければどうしたのでしょうかねえ。ある意味「老い」を表わす出来事とも取れる訳でそう考えればここが花道という想いに変わりはなかったのでしょうか。

大門社長をそのままにして自分だけが引き際の花道を飾るというのでは不義理のそしりを免れないでしょうし。まあ大門社長が健在なら壹岐(唐沢さん)も時期がくるまで付き添われることになったんでしょうね。

ところで回想シーンが巡ると原田さんの齢を重ねる年輪の表現の見事さに改めて凄さを感じますなあ。声まで変遷するなんざホント凄い。

地位に連綿としない潔さはやはり美徳でありまして。かくありたいものよととぞおもひけるも。そもそも居座ろうにも地位なんてものがないので連綿も固執もしようがない私としてはその決断がいかに勇気の要ることなのかいまいちピンとこない部分が無い訳ではないのですが。

やはり綺麗な生き様だなあと尊敬します。

出来得ればもっとずうっと観ていたかったな。大河ドラマ形式は某国営放送の専売特許という訳でもないのでしょうから開局50周年記念と謳われておらるるのならフジテレビの歴史に残るものとして年間通して描く気迫があって欲しかったなあと思える内容でありました。

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