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*遠州と三河の「だらあ」の違い

遠州と三河の言葉は近い。でも違う。しかも同じ言葉を発してもそのニュアンスが異なる。らしい。

らしいというのは実際近くに豊橋衆がいて一緒に仕事してても物言いに於いてなんら行き違いとかが生じるということがないからである。むろんここが浜松だということで相手が気を遣っているということもあるのだろうが。「りん」以外は特に違和感を感じたことはないのである。

でもいろんなブログとかを拝見してくと遠州弁と三河弁は違うというのが書かれてあるのをよく読む。

とりあえずその違うといわれている中から「だら・だらあ・らあ」を取り上げてその違いを検討してみようかと。

ウィキペディアの三河弁に載っていた例文で比較してみる。例文三河弁と三河弁を訳したものはウィキペディアから遠州訳と遠州弁変換は当方が考えてみた。

*「次お前の番だら?」

三河(次、お前の番だろ?)

遠州(次、お前の番だろ?)

これは同じである。多少違いを探すとすると語尾が上がっているので遠州だと(次お前の番だよね)となってなんか頼み事をこの後言いそうな雰囲気を有する感じになるくらいか。

*「明日から10月だらあ」

三河(明日から10月だよねえ)

遠州(明日から10月だろう)

三河の訳を遠州弁にすると(明日から10月じゃんねえ)

*「携帯の電波入らん(だ)ら?」

三河(携帯の電波、入らなくない?)

遠州らの場合(ね、携帯の電波入らないだろ?)

  だらにした場合(携帯の電波入らないんだろ?)

三河の訳を遠州弁にすると(携帯の電波入りゃせんらあ

*「これさっきクジで当てただにい。いい(だ)らあ。」

三河(これさっきクジで当てたんだ。いいでしょう。)

遠州だらあの場合(これさっきクジで当てたんだ。多分良い物だろう)

  らあの場合(これさっきクジで当てたんだ。どうだいい(羨ましい)だろう。)

「いいらあ」の場合は殆ど三河との違いはない。

こうしてみると大きく違うことはないが微妙に異なるものだというのが分かる。そしてもし三河弁では「だらあ」と「らあ」に違いがないのだとしたら、遠州弁では「だらあ」と「らあ」では意味合いが変わるというところが違うところであろうか。というか「だらあ」の意味使いが異なるということなのか。

奥が深い。やっぱ実際耳にしないことにはよをわからんしい。

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