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特上カバチ!! その7

 今回は倒しがいのある相手でありました。倒すに躊躇しない相手だと観ていて爽快感があるところですが。

TBSには「みてこうもん」で培ったそういう悪党キャラ作りには定評があるということか。なんていうのは殆ど冗談でありまして、こんな敵キャラ観た事なくてとても新鮮でありました。恫喝とかの暴力的なものは手下に任せて自身はそういう片鱗も見せず普通のサラリーマンにしか見えない(見せない)というのは。それでいてそういう連中をきちんと従わさせているというのは見せてはいないけど皮を剥いだら相当な野蛮なんだろうなというのが窺い知れる訳で。

とにかく腰の低さというか丁寧さとえげつない行動とのギャップが強く印象に残るキャラでありました。違和感なくそう魅せる田中哲司さんが凄いということなんでしょうか。配下の人達も存在感あって、あの執拗さは観てる内に自分が追込みかけられてるみたいな気になってどうすりゃいいんだと山田先輩(三宅さん)の気分になっていたたまれなくなってしまいました。あれじゃ確かに精神おやす(壊す)よなあと。

私のようなへたれだったら数万の問題であれほどの精神的苦痛を強いられなきゃいけないのならとっとと尻尾巻いて部屋出てきますけどね。なのであそこまで踏ん張ってあの部屋に居続けようとする先輩の根性はスゲエよなあと感嘆してしまいますが。

ところで精神的な意味も含めて身の危険を感じるのは依頼者だけで住吉先生(堀北さん)や田村(櫻井さん)には依頼者と同じような危険をかぶるということはないんでしょうかねえ。相手の事務所で田村が朗々と啖呵切ってましたけど「お前生意気」とか思われて絞められたりされることは絶対ないんでしょうかねえ。法律という甲冑はかくも堅く決して貫かれることはないということなんでしょうか。

そういう最低限のルールを相手が守っているみたいですけどどういう時にでも通用するもんなんでしょうかねえ。今まさに報復しにいくみたいな時に警察が登場というシーンありましたけど、住吉先生が警察にチクっていなければどうやって「潰す」つもりだったんでしょうかねえ。やっぱあるんでしょうか。なんか怖い話しです。やはりのさばるのさばらせとく訳には行かないとか断固闘うとかいう事よりも、そういう人達とは関わらないというのが最良の選択のような気がしてきました。もっとも一度食いつかれたら骨までしゃぶられて逃れようがなくつきまとわれるものなのかもしれませんが。

法の規制でサラ金業からこの業種に移ったとかで恒に法律の裏をかいて蠢いているみたいですので法律が全て守ってくれるという感じもしないリアルな話しのようにも思えてきました。ドラマでの解決方法は奇策なのか王道なのかよく理解出来ませんでしたが目には目をということだったんでしょうか。法律の素人としてはこういう時どうしたらいいとかいうためになる知識を得たという印象はなかったのですが瀬古井との対決は観ていて面白かったです。生兵法な豆知識を教わるよりもこういうプロ同士の丁々発止という流れの方が観ていて面白い気がします。

金のない人間から搾り取ろうとすることと金のある奴から毟り取るのとではそれに対する労力は大金をせしめれなくとも前者の方が少ないんでしょうかねえ。それともドラマでは描かれていないけど金のある奴には別種の人種が蠢いていてつまるところ金があろうがなかろうがそういう危険は誰にもあるということなのか。まあ貧富やらなんやら諸々人は不平等だけど唯一危険だけは平等に存在するということなのかもしれませんな。ってドラマの感想とはかけ離れちゃったけど。

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