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曲げられない女 その6

 あだけた後の落ち込みが無くなった。先週から。

そは先週から友情なるものが存在し始めたからに相違なく。これは単に度が過ぎたる実直な人間の悲喜こもごもを描くという事のみならず人が人に与える影響というものをも描かんとするに他ならない事也や。

芸達者な三人の軽妙さに隠れていがてら実は結構深い話しをしているのか?なんちゃって。ふんだだこたあねえわな。

病院のベッドで反動もつけずにむっくと起き上がったり藍田(谷原さん)が顔を近づけて来た時の後ろへの反り返り様はちょっと異常なくらい人間離れしていて、早紀(菅野さん)は実は人間とは世を忍ぶ仮の姿で本当は改造されたミュータントかなんかじゃないのかと思えたりなんかして。その姿が露呈してはまずいので頑なに血を採られるのを拒んだのかとさえ勘繰ったりなんかして。機械だから精確にゴミ箱に物を投げ入れられるんだと。なんてたわけた気分にすらなる勢いを感じました。

そんな機械人間が友達に力によって徐々に血が通い人間味を帯びてくるという流れでありましょうや。決してお邪魔虫ではない璃子(永作さん)の存在というのが大きく映ります。全うに考えれば勝手に上がりこんできて問題ばっか持ち込んで早紀の生活習慣をことごとく破壊して来てる訳で。でもそれが早紀にとって「迷惑」ではないというところがこのドラマの観やすいところでありましょうか。

あなたに足りないもの(9年も落ちる理由)それは「心」という鋭いツッコミを璃子にされてえらく動揺してましたが、観てて成程なと思ってしまいました。日記にも「むかつく」という感情が表わされていたりで、ロボットに心が注入されてく物語だと思えなくもない気がしてきました。

人間が理想の人間を目指す為の手段としてロボットのように正確無比であらんとすることは正解ではないということを謳っているんでしょうか。

まあそんな小難しい事考えなくてもあの一連のシーンは十分愉快で楽しく観れました。早紀の「ハッ」と気づいた表情と璃子の「日記に書いていいわよ~」という言い回しが悦でした。

藍田の決意は意外や意外でありました。幾ら向いていないと悟って自分に正直にと決断したとは申せ辞めちゃうとはねえ。今後どうするんでしょ。

にしても最後「妊娠」というのは弩仰天な展開でありますなあ。そういうことするよりというよりも三度の飯より勉強って勢いに映っていましたから藍田の決断よりももっと意外や意外であります。こうなると今年も受からない。もしくは断念ということになるんでしょうかねえ。弁護士になるだけが人生じゃないという生きる上での視野が広がってのエンドなのかそういう困難乗り越えて無事初志貫徹するのか。

どっちもありそうな感じがするけどどうなるんでしょ。とりあえず藍田と璃子はこれにて陰鬱から抜け出しゴタゴタは続けど解放感に溢れた日々を送ることに相成ったということだけは確かなようです。だとすると後は早紀だけか。

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