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不毛地帯 その15

 回を重ねる毎にどんどん次が気になる展開でありまして、これは見応えがありますな。

とりあえず煮え湯を飲まされた連中にはこんちくしょうと思わせて観ていて溜飲が下がり、社内の対立を平定して心構えを新たにしてといった具合で。いざ出陣って勢いで次が気になります。ある意味全何話というのが判らないからいつも以上に先の予測が出来ない分ハラハラ感が増しているのかもしれないところです。どこまで続くんだろうこの苦難の道はって感じで。自動車の時みたいな夢破れてという顛末にならないことを期待するばかりです。

 で、駄目なものは駄目なんですね一度深まった溝を修復するということは。どこかで社長の為に手を取り合ってというシーンがあるのかなと思って観ていたんですけど出向でこのままフェードアウトされてくんでしょうかねえ里井副社長(岸部さん)は。

 女にもてなきゃ大物になれん。よしんばもてずとも好かれる事。このドラマなんとなくそれを謳ってるような気がしないでもない。でもなんかぎくしゃくし始めてもいるようで。もてるという事とうまくあしらえるというのは別のもののようでありますか。まあ時代からして女性が外に出て働くということが珍しい時代でしょうから壹岐(唐沢さん)の「明日でもいいじゃないか」という発言は別に失言でもなんでもないような気がしますが。先駆者の女性と付き合うのには気を遣うこと尋常でないとということなんでしょうかねえ。なんかそう思うと再婚はないのかなと思えてきますです。

それにしても紅子(天海さん)畏るべし。前回兵頭(竹野内さん)が東奔西走しても逢う事叶わずの偉いお方を飄々と逢わせる離れ業。そして今回も壹岐にもそのお膳立て。いともたやすくと映るのは私心というか欲目がないからなのでしょうか。逢わせたんだから分け前頂戴みたいなものがなく単にそれによって織り成す世界を見て愉しむみたいな。壮大なレベルの野次馬というべきか。近所の奥さんみたいな井戸端会議でのネタにするとかいうこともしないんでしょうね多分。凄いお方でありんすなあ。

重役会議でのやりとりが見応えありました。壹岐の決意表明ともとれるあの不退転の意思表示は観ててぞくぞくっときました。真珠湾の失敗を再び会社でも犯そうとするのかという詰問にどう反論するんだろうと思ったらあの切り替えしでありまして。見事だったなあとぞ思ひけり。そして社長の声はまさに天の声。迫力ありました。

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