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輪廻の雨

 フジテレビヤングシナリオ大賞作品ということもあり、しほりんが出るということもあり、期待を抱いて観た次第でありますが。

いまいちよく解かんないお話しでありんした。おそらく一時間で収めるには収めきれないものだったのでありましょうや。

恋人ととの関係の深さとか兄弟が普段どうして肩寄せ合って生きてきたのかとか平素何を楽しいと思えてるのかとか。死んだ(逃げた)筈の親父が何をきっかけにその得体の知れない嗅覚からゾンビとなってつきまとい始めたのかとか。

友達の枠を超えて恋人という領域になった状態でなければあそこまで彼女が親身に想う筈もなく。されど目に映る様は彼女からの一方通行にしか見えない。

兄弟は緊急事態に至ってからしか映し出されていないから普段の喜怒哀楽が分からずこの一件によってどういう精神状態に陥ったのかという比較が出来ない。

推理(予想)にしてもはなから死体を投棄する様がポンと提示され、もしかしたら真犯人が他にいてなんらかの理由で兄弟がこうしなければならない理由に陥って苦悩してるけど最後は霧が晴れるように犯人が警察に捕まって目出度し目出度しとなるのかなとも思って観てもいたんですが、特に捻りもなく犯罪者だったという展開でありました。

観終わってみれば変な妄想話しですが、工場長の暴力を止めに入った奥さんが過って死に至らしめてしまう。お世話になっている奥さんを罪人にしてはいけないからと兄弟が死体を棄てにいってなかったことにしてしまおうとかいうお話しなのかなという予想をしつつ観てたんですわ。

そういう話しでないと恋人との信頼の復活という大イベントも起こらないだろうし。なんてね。

本来善人である筈の人間がたったひとつ犯した過ちによって真綿で首を絞められてく様を丁寧に描いたとも言えるのでありましょうが、この兄弟に明るい未来がなにも提示されないで終わるというのがハッピーエンド至上主義の私には馬が合わないだけなんですけど、それにしてもせんないエンディングでありましたなあ。なんでお金をがめってしまったんでしょ。生まれ変わっていい人になるということで変わる前は大金に目が眩んだよくない人だったという証だったんでしょうかねえ。不条理というものが世の中にはあるんだということを観る側に説くというのもあるんでしょうか。

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