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*じゃん その3

実際使ってる状況から考えるのではなく、こまっしゃくれた屁理屈から考えていくと、「じゃん」は「じゃない」の変形とも勘繰れれる(共通語では勘繰れられるであろうが遠州弁はら抜きが基本)。もちろん変形ではという屁理屈は遠州弁としての解釈であって本家と呼ばれる相模の「じゃん」もこうであるだとは言っていないあくまでもの与太話しである。

「ん」の記事でも説明したが遠州弁では「そうしないと」を「そうしんと」といった具合に「ない」を「ん」に変える傾向が強い。なので「じゃん」という表現もその理屈を当てはめると本来は「じゃない」であったものが「じゃん」に変わったと勘繰ることが出来るのではないかと。

そうなると「だで急いでるじゃん」は「だから急いでるじゃない」という事になり、こういう言い方は女性的で、男だったら「急いでるだろ」という方が普通であろう。

つまり「じゃん」は女性言葉というのが本筋であり、それを男が侵食して使用してるという新たな屁理屈が浮かんで来る。

そう考えると「じゃあん」が「じゃあない」で、「だでこうして急いで来たじゃあん」(だからこうして急いで来たんじゃあないの)とかいう言い方が存在するのも納得がいくし、いい年こいた男がこう言うとドン引きされるというのもそうかと思えてくる。

だからといって今更になって男だから「じゃん」を言わないように注意しようなんて思ってももう遅い。もう完全に身に沁み込んでいるから。いつ頃から侵食するようになったんだろうか。少なくとも今は無意識に皆使ってる。

多少逃げ道を用意するならば「じゃんか」なら「じゃないか」であるからして、これなら男でも使える言葉だよなということで言い訳は立つ。

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