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とめはね!鈴里高校書道部 その2

 結局原作読みたくなって買って読んでしまいました。そしたら今のところ6巻までとな。ドラマが全6話というのは短いなあと思えたのですが原作がこうならむべなるかなでありますな。

ほんで、気合い入れて一気読みしがてら2話を観ました。なので1話の時と違って較べて観るという視点で観ることに相成りてまして。

ハチャメチャ度は流石某国営放送。見事と呼ぶべき押さえ具合ですな。その結果加茂ちゃんと清風先生のキャラがドラマでは弾けていないように映ります。まあエロ爺いに元暴れん坊じゃあ国営放送じゃあ描くの腰が引けるかあ。

ドラマの初回観た感想ではそれぞれのキャラが活きてるぞと感じたのですが漫画の方がより輪をかけて活き息してて、この世界に浸っていたい気分度が増しますな。

それと脱線度合いの弾け具合もね。

礼儀としてこれから起こりうる先の展開とかをああたらこうたら言うのは避けて、ドラマで語られているところまでで述べるということにしますけど。

個人的に書道に限らずぱふぉーまんすとやらは好きになれないので今回はスルーする内容の方が多かったのでありますがそれでも軽快に進んでいて面白かったです。ただスカート姿で足腰踏ん張っている姿って画になるのかなという疑問は残りました。漫画ならセーフだけどって感じでしょうか。それとも他に開拓の余地があるということなのでしょうか。

漫画での顧問の景山先生の講釈(蘊蓄)が結構悦なんでありますがドラマの景山先生は非常にフレンドリーでお調子者で博識感が薄いところでありまして。この効能はと考察するに、生徒がとにかく熱血のパートに専念し景山先生が弛緩のパートを担うというのがドラマの方向性か。漫画ではみんなそれぞれに真摯と弛緩を分担しあっているんですけどね。

それと、漫画は展開の進み方が紆余曲折しててその寄り道具合・悩み具合が若者らしい感じがしていいんだけどドラマにおいては竹を割ったようにスパンスパンと決まっていく。テンポ感をなにより大切にという嗜好なんでしょうか。私的には高校生は馬鹿やってナンボという意識が拭い去れないので振り向いたらこういう方向に進んでたっていう後先考えない度合いの強いのが好みなんですけどね。

重要なイベントについては原作と同じですがその周りの付帯したコネタが結構異なっていてそれによってドラマは目標一途の部員たちを描いているというイメージになるのでしょうか。

ああ言えばこう言うという不退転な言い負かしの腕を持つという三輪ちゃんと腕っ節に自慢アリという加茂ちゃんはほうっておけば糸の切れた凧のようにどっかに行っちゃうような危うい存在なのにその糸をしっかり握っているというひろみ部長の重しとしての存在感ももう少し欲しいなあ。ドラマではひろみ部長男っぽく腕組みしてたりしてて大和撫子らしからぬ所作してたけど漫画とは別キャラの設定になってるのかな。でもそれだとブラック日野ちゃんとの違いが表現出来ないような気が。まあいいかあ。

ちょっと話しずれましたがつまり体育会系女子・撫子系眼鏡女子・非体育会系天下無双女子・文科系臨機応変即応女子とそれぞれが異なるキャラがせっかくいるのだからそれらが同じ目的に進まんとするにそれぞれどう違うアプローチをしていくのかとかいうのも楽しみたいですな。それは例えば縁に対しての接し方の違いとで現れるとか。

 ドラマと原作の大きな違いがあるとしたら、それはある意味キャラクターの毒を抜いているという感じがするのですが。これがフジテレビののだめチームとかが担当したらどうなってたんだろうかとつい妄想してしまいます。清風先生のキャラなんか特にね。

 一話の時の母の字対決での鈴里高校の「母」は特別なこういう崩し方とかがあるのかなという解釈してたんですけど、漫画で見たらそうじゃなくて普通の「母」の字でありまして。それでもおお成程と得心がいったのでありますが、そうなるとドラマのほうのは分かりづらかったということになりますな。

キングコングと絡新婦のネタは漫画見て初めて意味が分かりましたがドラマの方は出すタイミングとか出し方とかその意図が分かりづらかったですねえ。原作読んでる人こそ救われるというボーナスということなんでしょうけど中途半端にインパクトがあって気になっていました。漫画見て納得という奴ですわ。

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