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不毛地帯 その13

 男の嫉妬はおそぎゃーなあという感じでありましょうか。里井副社長(岸部さん)の行動の原動力というか憑き動かされる動機は息切れとかじゃなく出世欲とかでもなくて壹岐(唐沢さん)に対する嫉妬芯と映りました。

壹岐というお方は補佐してなんぼの者と自分を位置づけてるのだとしたら里井副社長にも大門社長(原田さん)の後継者に貴方がなられても同様に補佐しますとか言えばいいのにと思えたりなんかして。言わない理由はやっぱ自分も社長の椅子に興味があるからか人として肌が合わないからとかいうのがあるんでしょうかねえ。

こういう偉いさんの世界に足を踏み入れたことなんて全くないんでよくわかんない所であります。

ところで鮫島(遠藤さん)が見事出し抜いた訳で有頂天極まれりかと思いきや、奥さんに尻叩かれていて。そうかこの人の原動力はここにありかあと妙に納得してしまいました。それにしてもぶつくさ言ってる姿は非常に世俗的でえらく印象に残りました。もともと悔しがり方とか人の不幸をあからさまに喜んだりと人間臭い人でありましたが愚痴というか弱音を吐くとこを見たりすると観ている限りにいては面白い人だよなあと。

もちろん部下になんかなったら無茶言われそうでとてもついていけそうにはありませんが。上には上がいるんだというのがよく分かって面白かったです。あの傍若無人の鮫島にさえもって感じで。

とりあえずこの一件については壹岐は一敗地にまみれたということでけりがついたのでしょうか。連戦連勝という訳ではないということでありましょうか。ま、神じゃないんだからそりゃそうだという事ではありますが。でも地位的には鮫島の奥さんをキーっとさせたように結果ポジションアップした訳でまことにもって評価というのは凡人には測れないものですな。

それにしても競争心の度が過ぎたというか男の嫉妬というのは久し振りに観た気がします。いじめや蹴落としとかとは結構今も描かれてはいますがそういうのとは明らかに違うもので最近はそういうものは最早失せたのでしょうか。もちろんあった方がいいとは思いませんが。困難や苦痛を伴うような事であっても行動しようと駆り立てる発奮材料としてこの時代は有効利用されていたということなんでしょうか。壹岐は全く持ち合わせていないようですけど。

話し変わるんですけど、たまに思えるのはこういうビジネスのドラマって大抵はひとつの案件に対して全力投球してるというイメージがいつも湧くのですが地位が上がれば上がるほど統括的な役割になる筈でそれぞれの部署から上がってくる様々な案件に忙殺されるんじゃないのかと思えるんですが。そういうものは画にならないから省かれてひとつに絞って描かれているんでしょうけど、凡庸な時間の使い方知らない者としてはどういう時間の使い方すれば描かれてる時間と省かれてる時間が24時間以内に納まるんでしょうかねえという謎がいつも生じます。

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