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剱岳 点の記 DVD その1

「画が口ほどに物を言う」。

本編は勿論の事、特典映像「木村大作の春夏秋冬フィルムライブラリー」というのがホント凄い。なんなんでしょうねえこの迫りくる物は。「詩情を撮る」と謳われてますけどこれ観ちゃったら普通にテレビに映ってる「けっこい」景色が霞んじゃうというか心動かなくなっちゃいますわ。「綺麗」とかいう言葉じゃ言い表せない何かが刺さってきますです。これだけでも商売出来るに違いないのに特典映像で出し惜しみなしというのは太っ腹というか。こちらとしては得したと言うか儲けた気分というか、ありがたやありがたやという気持ちで一杯ですわ。ケチらんでレジェンドボックス買って大正解でしたわ。

私も昔なんちゃって山登ラーだったんで3.000m級の山々は何度か登ったことありまして。その拙い経験値からすると、こげな珠玉の景色がお目にかかれることはまずもってねえでがんすよホント。息がしんどい寒い足痛い落ちたら死ぬぞとかいう自分が生きてる事と向き合うだけでホント精一杯で景色は見えていても心の奥ではそれどころじゃないというせいかも知れませんがね。とにかく己の身の事よりも撮るんだ視るんだという強い信念がなくちゃとても無理でんがな。

山の他にも様々な景色がありまして、特に荒波しぶく凛とした厳しさの景色は凄かったなあ。お花畑にそよぐ風も確かに映っていたし。

えらく感動してしまいましたわ。映像特典で感動したのは初めてですわ。

 で、肝心の本編につきまして。

映画館で二度ほど観に行ったのでどうしてもそれと較べて観てしまうというせこい根性でありますが。率直な印象を述べると。

前半部分は映画館で観た方が映えた気がして、雪山部分になると途端にDVDの方がええがあという気がしたんだがに。

行者さんを担いで下山する沢沿いのシーンとかなどの雨風凄まじきシーンなどは私の家のテレビの性能によるせいでありましょうが視認しづらいものでありました。映画館ではもう少しくっきり観えた気がするんですけんど。

駅に迎えに行って家に向かうまでの道中握り飯を頬張るシーンでは映画館では美味しそうに観えたんですがDVDで観るとあまりそうは思わんかったですちゃ。

逆に雪山でのくっきり加減は映画館で観たよりもその奥行きが増した勢いでこんなに美しかったっけと改めて感じ入ったという感じでしたちゃ。

内容につきましては観た感想をどうたらこうたら御託並べるのは映画館で観た時の感想書いてますんで特に新たに追加で書くことはないですし、オーディオコメンタリーはまだおそぎゃーくて挑戦してませんが(なにせ監督自らが述べておられるようなので)私が感じた頓珍漢な感想述べてもね。

公開前から凄い楽しみにしていて封切になってから二度映画館で観て満足して、DVD発売したらば初日に飛びついて。今こうして二度ほどDVD見続けて満喫してるんですけど。やはりこの作品は愉しめますです。

この映画はその愉しみ方が普通に見慣れてる映画とは異なる気がするので誰にでも勧めれるものではないのかもしれませんが、私はハマリました。

で、やっぱり山登りにわくわくしつつ草鞋編んで準備してるシーンがいっちゃん好きなのは相変わらずな私です。

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