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JIN・仁 その8

 え~とですねえ。どうもここんとこ録画機の具合がイマ一どころかイマ百な状況でありましてまた失敗してしまいまして。でもリアルタイムでは観ていたのでなんだかなあの状況ではありまして。そんなこんなで動顚しつつないつも以上に浅はかな感想となりますのであしからず。でもやっぱ面白かったですわいな。

 で、今回はすねる恭太郎(小出さん)。励ます一同という図。主は仁先生(大沢さん)がヤマサのご当主に器を試されるということでありましたが、恭太郎の苦悩の方が印象に残りました。

恭太郎はこれで得心いったんでしょうかねえ。成す事の大小ではなく相応の役どころを見い出すことこそ誉れなりといった感じでありますがそれで納得できたんでしょうか。帰り道仁先生におぶさられてのお帰りでありましたが、あれは呑んで呑んで呑み潰れて眠るまでなのか泣いて泣いて泣き疲れて眠るまでなのかどっちだったんでしょうねえ。

役どころと言えばの役者さん(吉沢さん)、けれん味たっぷりでありましたなあ。芸の為ならなんとやら。まさしく芸の為だけに生きてるようなお方でここまで徹底してると逆に清々しいと取るかあざとすぎて卑しいと取るか。

恭太郎への用事は聴衆の面前で土下座をさせるという事。もっとねちねちとした要求をするのかと思ったんですが案外これくらいで済んで大金工面できるんならいいじゃんと現代風に考えると思えたりもしてきます。もっともこんなことしたのがお母上(麻生さん)に知れでもしたら腹切れくらい言われそうですけど。それは大丈夫なんですかねえお母上には伝わらないんでしょうねえ。と、気になってしまいました。

そんな武士の恥を請けて困ってる人の為ならと自らの大金はたくなんざ宵越しの銭を持たない江戸っ子ってな感じで粋なことよと知らない人からみればいよっ!てなもんで見事な人気稼業の株を上げることになる。

多分金返済しろなんてけちな事は本当に言わないだろうなと思える程人気を大事にする根っからの役者さんだと見上げたものよといえなくもなし。金より大事なものを持っているということでは敬服する生き様ではありますが。

その分人を踏み台にすることを屁とも思わない面の皮の厚さは人として薄情この上ない。ここまでに登りつめるまでに相当苦い汁を飲んできたようでしたが、だからこそ人に優しくしようという考えになるのではなくだからこそ奈落に落ちぬよう今も貪欲でなければという考えのようですな。普段の人格が芝居に投影しないのかという気にもなりますが。

なんとも見る視点によって判断が異なるお人でしたな。でも芝居を愉しむお客という目線からいけば大した役者だという結論には至る傑物(いなせ)という評価になるんでしょうか。

それにしても悪党の手口はさすが江戸時代。証文詐欺の手口もここまで露骨なのは最早お約束か。

 そして肝心の仁先生の器の試されは、その無私の誠実さが評価されたようでよかったよかった。てっきりホワイトナイトはヤマサのご主人(石丸さん)かと思ってたんですけど澤村田之助だったとは大分意外な展開ではありんした。

それにしても「恩が増えていく」という考えは綺麗だなと思いました。感謝する心こそが人を動かす力だと。

 最後の民の声聞く目安箱ならぬ先の世を知る目安絵見て仁先生驚愕されてたけど、この回の出来事の何が未来をよからぬ方向に導いたんでしょうか。

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